• 日. 12月 22nd, 2024

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『イタズラジャーニー』レギュラー放送開始! 特番時代から「ひどい」「イジメ」と物議

 10月15日、フジテレビ系の旅バラエティ『イタズラジャーニー』のレギュラー放送が開始する。昨年11月と今年6月にオンエアされた特番同様、かまいたち・山内健司と濱家隆一、チョコレートプラネット・長田庄平と松尾駿が“旅人”となって、旅の道中にさまざまなイタズラを仕掛けられるという内容だが、「特番の時点でイタズラの内容をめぐり、ネット上で物議を醸していた」(芸能ライター)ようだ。

 同番組は、9月にレギュラーとしての放送が終了した『もしもツアーズ』の後継番組として、土曜午後6時半~7時の枠で放送。かまいたちとチョコプラのほか、特番第1弾で進行役を務めたNMB48・渋谷凪咲もレギュラー出演する。

「番組サイドが数々のイタズラを仕掛け、また“ロケ現場に流れるガイダンス(指令)には必ず従う”というルールも定められている『イタズラジャーニー』。それらに翻弄されるかまいたちやチョコプラのリアクションが笑いにつながるつくりなのですが、2度の特番では、一部ネット上で『イタズラ内容がひどい』と指摘されていました」(同)

 例えば、第1弾で一行が栃木の「那須高原りんどう湖ファミリー牧場」を訪れた際、「逆バンジー」に挑戦させられそうになった濱家は、“身代わりチケット”を使って松尾を指名したのだが……。

「重度の高所恐怖症だという松尾は、『俺、マジでダメなんだって!』『制作の方、ホントにすみません』と、土下座までして拒否。しかし、番組サイドはそれを受け入れず、松尾は強制的に逆バンジーをやらされていました」(同)

 松尾は、アトラクション体験中に恐怖のあまり絶叫し、終わった後も顔面蒼白になりながら「めちゃくちゃ怖かった」とコメント。共演者らは爆笑していたものの、一部ネット上からは「高所恐怖症の人に無理やり逆バンジーさせて笑い者にするなんて、イジメと変わらない」「松尾さんがかわいそうだったし、気を失ったりしたらどうするつもりだったのか」「番組側からのパワハラといえるのでは」などと苦言が寄せられた。

「特番第2弾でも松尾に“不幸”がありました。途中のゲームで、トム・ブラウンのみちおが扮する貧乏神『みちおボンビー』に憑りつかれた松尾は、“1万円分の水”の支払いを命じられることに。さらにその後、みちおボンビーは『現金がないと不安だと思って、松尾社長の私物を売ってきたのねん』と報告。松尾の私物であるメガネを勝手にネット上で売り、すでに300円で買い取られたというんです。ちなみにこのメガネは、10年以上前に誕生日プレゼントとして長田から贈られた思い出の品だったとか」(同)

 このくだりに関しても、ネット上では「無断で私物を売るとか最悪」「よりによって、長田さんがプレゼントしてくれた思い出のメガネかよ」「あり得ない」などと批判が噴出していた。

「近年、過激なイタズラやドッキリ企画に対して、視聴者から『イジメに見える』とクレームが寄せられることが多くなっています。『イタズラジャーニー』も、過去の特番の反響を見る限り、似たような事態が発生しそう。レギュラー化したばかりに、“毎週のように炎上”なんてことにならなければいいのですが……」(同)

 4月には、放送倫理・番組向上機構(BPO)が「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」について「青少年が模倣し、いじめに発展する危険性も考えられる」「いじめ場面の傍観を許容するモデルになることも懸念される」という見解を示したことが、業界内外で話題になった。『イタズラジャーニー』の“イタズラ”がこれ以上、物議を醸すことがないよう祈りたい。

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