「ワークマン女子」の名称も定着した昨今。毎シーズン、入手困難なヒット商品を生み出しているワークマンが手掛ける女性向けアイテム専門のオリジナルブランドで、機能性やデザイン性が評判を呼んでいる。4月には同ブランドの店舗が東京・銀座にオープンし、絶好調だ。
ワークマンといえば、実は“靴”も見逃せない。10月14日、東京の東急百貨店吉祥寺店に靴専門店「WORKMAN Shoes」がオープン。ワークマン女子の店舗に併設した形で出店となった。WORKMAN Shoesは4月に大阪・なんばCITYに1号店が開店し、東京・池袋サンシャインシティに2号店を出店。そして3号店が東急百貨店吉祥寺店で、同ブランド初の百貨店出店だという。
なぜ、ワークマンは靴だけの専門店を展開できるほど好調なのか? サイゾーウーマンでも、これまでのヒット商品をレビューしてきたが、今回は冬シーズンに活躍間違いなしのワークマン「Heya(ヘヤ)ルームブーツ」のレビュー記事を再掲。昨年は入手困難でオンラインでも完売となったアイテムで、今年も新モデルの販売が開始している。早くもネット上で絶賛が相次いでいるが、購入前にぜひレビューをチェックしてほしい。
※価格や商品名は2021年12月時点の情報です。
(編集部)
(初出:2021年12月25日)
毎シーズン完売アイテムがでるほど注目を集めているワークマン。キャンプ人気もあって、さらに人気が加速しているようです。そこで、今季のワークマンで注目されている「ルームシューズ」を不動の人気「無印良品」のものと比べてみました! 実際に暖かいのはどっち?
ワークマン、無印良品の人気ルームシューズ
最近はいつお店に行っても賑わっている「ワークマン」と、不動の人気を誇る「無印良品」。どちらもお手頃価格で品質の良いアイテムがそろっていることで知られていますね。
今回比較するアイテムは、個人的に冬場なくてはならない存在「ルームシューズ」です!
毎シーズン必ずといっていいほど完売アイテムが登場するワークマン。今季注目アイテムのひとつとなっているのが「ルームシューズ」なのです! しかし……実際のところはどうなのか?
そこで今回は、みんな大好き「無印良品」のルームシューズと比較してみました!
ワークマン「Heya(ヘヤ)ルームブーツ」980円(税込み)
今や、なかなか手に入らないといっても過言ではない今季のワークマン人気アイテム「Heya(ヘヤ)ルームブーツ」。私が購入したのはアップルグリーン。落ち着いた黄色よりの黄緑といった感じです。
サイズはフリーの一つだけ。色はアイボリー、ネイビー、スモークグリーン、そしてこのアップルグリーンの4色です。私は秋冬物が店頭に並びだした頃に購入。その時にはカラーもそろっていましたが、次にワークマンを訪れた時にはその姿はどこにもなく、当然オンラインでも完売でした!
中綿が入っていて、丸洗いが可能。小さく折りたたんで携帯もできるのが特徴です。
部位 | 素材 |
本体 | ナイロン100% |
履き口 | ポリエステル・ポリウレタン |
中わた | ポリエステル100% |
表底 | ポリエステル100%(塩化ビニル樹脂コーティング) |
無印良品「あたたかファイバールームシューズ」1,290円(税込み)
フワフワで見るからに暖かな無印良品のルームシューズ「あたたかファイバールームシューズ」。色は、チャコールとベージュがあります。サイズは、M(23.5~25cm用)、L(25~26.5cm用)、XL(26.5~28cm用)の展開です。私が行った店舗では、サイズによって在庫数が少なくなっていました。
こちらも、洗濯ネットを使用した上での洗濯が可能。底面はレザー調で、滑り止めはついていません。
部位 | 素材 |
甲生地:基布 | ポリエステル60%、再生繊維(リヨセル)40% |
パイル | ポリエステル100% |
甲裏生地 | ポリエステル100% |
中板生地 | ポリエステル100% |
底材 | ポリエステル100% |
では、それぞれ項目ごとに見ていきましょう!
2つを並べた様子がこちらです。同じようなサイズなのにこの違い……。
左の無印良品の方がボリュームがあって存在感あり。右のワークマンの方は足首まであるため、背は高いです。
ワークマンは、表面がツルツルのナイロン。中綿が入っているので、ふっくらしています。底の部分は、滑り止めの加工済み。
無印良品はフワフワファイバー! 見た目の暖かさは間違いなく無印良品の勝ちですね。
地面に触れる本底は、ワークマンの方がほんの少し安心感があるくらいで、どちらも大きな違いはありません。
ワークマン「Heya(ヘヤ)ルームブーツ」、足首まで長さがあるのはGOOD!
ではそれぞれ履いていきましょう!
ワークマンルームシューズは、足裏部分は多少柔らかいのですが、履いた瞬間はヒヤッとします。底はあまり分厚くありません。でも、足首まで長さがあるのはGOOD!
無印良品の方は、足を入れたとたん“あったか~い♪”と誰もが笑顔になるはず! 中の感触も柔らかく、かかとまでしっかり覆ってくれますよ。
足を入れた瞬間の履き心地は無印良品のほうが上ですね!
ワークマンのルームシューズは、時間がたてばたつほど暖かい! 自分の体温がじんわりと中を暖めているかのようです。
公式サイトを見ると、中綿は米国デュポン社の「SoronaR」を50%使用しているため、“ぬくぬく暖かい”とありました。しっかりとしたメーカーの綿なんですね。
一方の無印は、履いてすぐ暖かい!
上の写真はかかと部分です。ご覧の通りかかとをしっかりホールド◎! つま先、足の甲、かかとまで、包み込んでくれている部分は、暖かさが持続する気がします。
ただ、やはり足首までないところがネックかな……。底はワークマンに比べてしっかりしているので、地面の冷たさを感じにくいと思います!
ワークマン・無印良品ルームシューズ比較:結果発表!
比較してみたところ、どっちが良かったのか……(個人的な意見満載で)結果発表!!
丸一日履いてみた個人的な感想と、良かった点等をそれぞれ見ていきましょう!
ワークマン「Heya(ヘヤ)ルームブーツ」は在宅時にとても便利!
<良いところ♪>
◎足首まで暖か
◎フィットするから動きやすい
◎丸洗いOK
◎ベルト付きで持ち運び便利
<“うーん”なところ>
×履くのが少し面倒くさい……
×履いた瞬間ほっこりしない……
×時間の経過+じっとしていると冷えを感じることもある(かも)
何度も脱ぎ履きするような場面では使いにくいかもしれませんが、1日中家で仕事したり、家事をしたりするには非常に便利だと思いました!
足首までありフィットするので、動きやすくて暖かいのが良いですね。
無印良品「あたたかファイバールームシューズ」は素足でも履きたい!
<良いところ>
◎履いた瞬間から暖かい
◎ずっとじんわり暖かい
◎洗濯ネットで洗濯OK
◎履きやすい
◎素足でも気持ち良い
<“うーん”なところ>
×足首が寒い……
×ボリュームがある
×ヘタるのが早いかも……
起床後や入浴後すぐに履けるのが便利で、日常的に使いやすいと思いました。素足で履くと、とっても気持ち良い!
結果、無印良品のルームシューズのほうが良いと思うところが多いということに。
実は検証する前には、ワークマンに軍配が上がると思っていましたが、予想に反して、無印良品のルームシューズのほうが良いと思う点が多かったです(笑)。
ただ、ワークマンルームシューズは低価格で、ここまで作りこまれている点はさすがの一言!
私は、朝夜は無印良品、日中(在宅ワーク&家事)はワークマンといった感じで、使い分けようと思います! この記事が、みなさんのルームシューズ選びの参考になれば幸いです♪