KinKi Kidsがパーソナリティを務めるラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)が10月17日深夜に放送された。この日は堂本光一と堂本剛が揃って登場し、KinKi Kidsの人気楽曲のひとつ「薄荷キャンディー」(2003年)の歌詞の解釈をめぐり、光一が作詞家に謝罪する場面があった。
事の発端は、今年7、8月にCDデビュー25周年を記念して大阪と東京で開催されたドーム公演『24451 ~君と僕の声~』で同楽曲を披露したこと。公演中のMCでは、光一が歌詞に出てくる「白い歯 舌見せて微笑う」女性について「どういう顔?」と疑問を呈し、「口を大きく開いて歯も舌も見えるくらい豪快に笑う女性なのではないか」と2人の間で議論になっていた。
今回番組では、このトークを振り返り、リスナーから届いた「私はその直前の『飴玉持ってないかな? これが最後なの』(というフレーズ)から考えて、飴玉を舌に乗せてそれを見せながら笑っているのではと思いました」という解釈を紹介。すると剛は「あ、でもそっか。(飴を)食べてるか!」と納得し、光一も「『これが最後なの』って、口の中を無邪気に笑いながら見せてるっていうことだよね」と、リスナーの意見に賛同しながら、あらためて状況を整理。
しかし、剛は「……より怖いけどな!」とポツリ。光一が「ちょっと可愛いけど」とフォローするも、「でもちょっと怖いけどな」と、歌詞に出てくる女性の行動に恐怖心を抱いた様子。光一も「確かに可愛いけどね……」とやや思うところはあったようだが、「キューンとはするかもしれんな」とも明かしていた。
その後、リスナーから「薄荷キャンディー」を作詞した松本隆氏が、Twitterでこの話題に反応していたという報告が到着。KinKi Kidsのドーム公演終了後、SNS上にはファンによるレポートが投稿され、Twitterでは2人がMCで歌詞を“ネタ化”していたことが松本氏の目に留まらないよう祈る声もあったが、松本氏はそのツイートを引用しながら、「笑。」とのみコメントしていたのだ。
それを知った光一が、「やばいやん、これ! 大丈夫かな?」と心配する中、剛は「大丈夫、大丈夫。だって、先生の詞についてこれだけ広げる人いないでしょ?」とフォロー。光一は「まあ、こういう広げ方をする人はいない」と苦笑いしつつ、MCでの“悪ふざけ”を、「すみません、先生」と冗談交じりに謝罪していた。
この日の放送に、ネット上では「『薄荷キャンディー』の歌詞の件、松本先生にしっかりバレてるのおもしろいな」「伝わってるって知った光一さんの焦り方に、どこか少年みがあってよかった」「『薄荷キャンディー』の女性はほんとあざといんだよねえ~」「2人の間で女性の印象が真っ二つに分かれてるの面白い」などの反響が集まっていた。