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人気イケメン声優・蒼井翔太、「骨太な精神の持ち主」? “努力家”な素顔を業界関係者が高評価

 人気イケメン声優・蒼井翔太が10月15日に所属事務所・株式会社Sとの専属マネジメント契約を終了し、フリーランスで活動していくことを発表した。 新天地に挑む蒼井について、声優業界関係者は「キュートなルックスとは対照的で、骨太な精神の持ち主」(同)と評す。

 2006年7月に「SHOWTA.」名義で歌手デビューした蒼井は、10年10月からSに同事務所に所属し、2011年2月、ミステリーアドベンチャーゲーム『Black Robinia』で声優としての活動を開始。その後、 CD、アニメなど、メディアミックス展開を広げる恋愛アドベンチャーゲーム『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズの美風藍役で大ブレークした。現在は声優の仕事と並行しながらアーティストとしても活躍しているほか、俳優として舞台やミュージカルに出演するなど、マルチに活動している。

 そんな蒼井は、今月15日をもって株式会社Sを退所。事務所公式サイトでは、代表の佐藤ひろ美氏が「自分一人でやってみたい、自分の力を試してみたいのだ。と相談され、翔太くんの背中を押す決心をしました。弊社の所属声優では無くなってしまいますが、今まで通り蒼井翔太の活動を見守り応援して参ります」(原文ママ、以下同)とコメントを発表。

 一方の蒼井も個人の公式サイト上に直筆のメッセージを公開し、佐藤氏や関係者へ感謝を述べながら「デビューから11年。この節目に、新たな自分への挑戦も含め、親元を離れ、フリーランスとして活動していく事を決断しました。そして、そこでまたしっかりと蒼井翔太を確立することで、新たな恩返しをしたいと考えました」と報告。「今後も変わりなくお仕事を続けていきます。今後とも株式会社S、先輩や後輩たち、そして新しい蒼井翔太をよろしくお願いいたします」とファンに呼びかけている。

 将来を見据えた前向きな独立のようだが、今回の蒼井の決断を、声優業界関係者はどのように見ているのだろうか。

「20代から精力的に活動している男性声優は、30代中盤あたりに仕事のピークがくる傾向にあり、ようやく仕事を選べるようになります。現在35歳の蒼井も、おそらくそういった時期にきたのでしょう。SHOWTA.時代の蒼井は、芸能事務所・アワーソングスに所属していましたが、10年1月に退所。その後、彼の才能を見いだした株式会社Sの佐藤氏は、古巣と折り合いをつけるために、金銭面も含めて相当な努力をしたといいます。結果、蒼井の才能は『声優アーティスト』として見事開花しました」(声優業界関係者)

 事務所側と蒼井、双方のコメントを見る限り円満退社のようだが、「蒼井は事務所にとって“稼ぎ頭”の一人だっただけに、独立には複雑な思いもあるのでは」(同)と話す。

 後ろ盾となってくれる存在がない今の蒼井が、フリーとして活動する上で重要になってくるのは、声優や歌手としての力量はもちろん、業界内での評判だろう。

 中性的で華やかなルックスを持つ蒼井だけに、そのビジュアルが注目を集めがちだが、前出の関係者は「ハイトーンボイスを生かして女性役を演じることもありますし、シリアスなものからコメディまで、幅広くどのようなキャラクターも演じられるスキルを持っている」と高評価。売れるだけの実力が備わっているようだ。

「蒼井は、とても努力家。例えば、男性アイドルをモチーフにした『うたプリ』に関して、彼は12年5月発売の2作目『Debut』から美風役にキャスティングされましたが、当時まだ駆け出しの声優だったため、既存の『うたプリ』ファンから大ブーイングを受けたそうです。しかし、技術を磨き、圧倒的な表現力を披露して作品のファンを味方につけることができました。可愛らしい見た目とは裏腹に、素顔はとても骨太な精神の持ち主だと思います」(同)

 なお、蒼井の今後については以下のように分析する。

「最近では、俳優としてブロードウェイミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』(19年11月~20年1月までIHIステージアラウンド東京にて上演)で宮野真守とダブル主演するなど、活動の幅を広げていますし、声優としての足場は保ちながら、彼なりのポジションを確立すべく準備をしている最中なのでは。35歳という年齢的にも、将来さらに飛躍したいのであれば、今がチャンスだと思います。表向き『フリー』とは言っていますが、あれだけの人材ですから、周りにはサポートしてくれるスタッフ陣がきちんといるはずですし、これからは、自由に表現の場を広げていくでしょう」(同)

 今後、蒼井がどんな活躍を見せてくれるのか、新境地に期待したい。

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