• 日. 12月 22nd, 2024

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中居正広の盲腸がんスクープ、ジャニーズは「あえてストップかけなかった」?

 近頃、レギュラー番組の欠席が相次いでいたタレント・中居正広について、がんの手術をしていたと、10月27日発売の「週刊新潮」(新潮社)がスクープ。ネット上のファンからは、中居のプライバシーを暴く報道に批判が噴出しているが、マスコミ関係者の間では「ジャニーズ側はこの記事が出ることをあえて止めなかった可能性がある」(テレビ局関係者)と指摘されている。

 中居は今月1日と8日、2週連続で“体調不良”を理由に自身の冠レギュラー番組『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)を欠席。同様に、14日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)や、15日放送のラジオ番組『中居正広 ON & ON AIR』(ニッポン放送)の収録も休んでいたが、同日放送の『中居正広のキャスターな会』では“3週間ぶりの復帰”を果たしていた。

「7月14日に急性虫垂炎のため入院し、緊急手術を受けたことも伝えられていた中居。この時は、同16日の生放送特番『音楽の日2022』(TBS系)を欠席したものの、2日後に退院を報告していました。それでも、10月に入って番組の欠席が続いていたことで、ファンは心配していたんです」(芸能ライター)

 中居は、2020年3月をもってジャニーズ事務所から独立しているが、同事務所に所属していた15年6月に、喉の良性腫瘍を摘出しているほか、17年1月には気管支炎と肺炎を併発して入院したこともあった。

「そんな中居について、今月27日発売の『新潮』は、3カ月前の急性虫垂炎の手術と前後して、盲腸がんも見つかっていたと報道。今秋、その摘出手術を行い、想定していたよりも入院期間が長引いたことで、複数の番組収録を欠席することになった……と伝えています」(同)

 この記事の一部が、同誌発売前日の26日にニュースサイト「デイリー新潮」で公開されると、ネット上では「本人が公表していない病状を、勝手に報道すべきではない」「デリケートな問題だし、プライバシーの侵害では」などと批判的な声が噴出した。

「一方、マスコミ関係者からは、“暴露”的なスクープとは毛色が違うのではないか……との見方が出ています。中居には現在も、ジャニーズ在籍時のマネジャーが出向という形でついており、同社とはほぼ“業務提携”に等しい関係。ジャニーズは『新潮』と蜜月関係とうわさされていますから、中居の盲腸がん報道も本気を出せば止められたはずなのです。にもかかわらず、大々的に記事が出たということは、スクープ記事を“広報手段”として捉え、あえてストップをかけなかった……と考えられます」(前出・テレビ局関係者)

 かつての「新潮」は、ジャニーズ事務所に関するネガティブな記事を多く出していたが、それこそ中居が在籍していた15~16年のSMAP独立・解散騒動の頃から、スタンスが変わっていったという。

「当初は『新潮』も、ライバル誌の『週刊文春』(文藝春秋)同様、ジャニーズの内部事情を暴くため、SMAP関係者に徹底取材を仕掛けていました。しかし、16年1月21日発売号で、当時のジャニーズ副社長・メリー喜多川氏のインタビュー記事を掲載したあたりから、同社に寄り添う方向に路線を変更していった印象。その後、18年9月27日発売号に、同年末での芸能活動引退を表明していた滝沢秀明のロングインタビューが掲載されたこともありました。最近では、“ジャニーズ事務所批判”の記事を出さないばかりか、ジャニーズタレント個々に関する報道もしなくなっています」(同)

 一方で新潮社は、19年度版から、ジャニーズ公式カレンダーの制作をするように。19、20年度はKing&Prince、21年度はSnow Man、22年度はなにわ男子と、人気グループばかりを担当しているだけに、マスコミ界隈では「新潮社とジャニーズは深い関係にあると認識されている」(同)そうだ。

「さすがに、ジャニーズが中居のがんに関する情報を『新潮』に提供をしたわけではないでしょうが、変にうわさが広まったり、他社に深刻かつ暗いトーンで報道されるよりは、関係良好な『新潮』で記事にしてもらったほうがいいと判断したのかもしれません」(芸能プロ関係者)

 中居としては、世間に心配をかけたくないという思いもあっただろうが、あらためて、自身に寄り添ってくれるファンの多さを実感したかもしれない。

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