11月に入ってから、“激震”が続いているジャニーズ事務所。1日、ジャニーズ事務所副社長およびジャニーズアイランド社長・滝沢秀明氏の退社が明らかに。その3日後の4日には、King&Prince(以下、キンプリ)の岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太が2023年5月に脱退し、平野と神宮寺は同時に退所、岸も同年秋には退所予定であると報告された。この展開に、ネット上のジャニーズファンからは事務所社長・藤島ジュリー景子氏への批判が噴出しているが、「彼女はキンプリの脱退・退所発表直前、周囲に不機嫌な顔を見せていた」(テレビ局関係者)ようだ。
Snow Man、SixTONESを2020年に同時デビューさせ、人気グループに育て上げた実績を持つ滝沢氏だが、先月31日をもってジャニーズを電撃退社。一部では、ジュリー氏との確執が原因ではないかとうわさされており、両グループのファンは、ネット上で「タッキーがいなくなったら干されない?」などと心配を口にしていた。
「そんな中、4日夜にキンプリメンバーに関する発表が出て、これまた世間は大騒ぎに。キンプリファンからは『ショック』『信じられない』といった悲痛な叫びが飛び交い、また『ジャニーズは大丈夫なの?』と混乱する声も見られました。また、キンプリの退所組が“海外で活躍したい”と主張していることから、『それで事務所にいられなくなった?』『ジュリーさんが許してくれなかったの?』などと臆測を呼んでいるんです」(同)
このように現在ジュリー氏は、一部ジャニーズファンの間で、「滝沢氏や岸、平野、神宮寺を追いやった」と認識され、猛バッシングを受けているという。
「周囲の関係者も、キンプリ3人の退所発表前から渦中にあるジュリー氏の“ピリピリムード”を感じていたといいます。未来のスターを育てるはずだった滝沢氏の離脱、そして事務所の看板グループ・キンプリの空中分解と、事務所が傾く事態が続いているわけですから、気が立つのも当然かもしれませんが……実はジュリー氏がイラついている原因は、また別にあるようなんです」(同)
ここ最近、ジュリー氏は、昨年11月にデビューしたばかりの男性アイドルグループの存在を気にしているのだという。
「サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』(GYAO!/TBS系)から誕生した11人ボーイズグループ・INIです。INIは今月3日、公式YouTubeチャンネルでデビュー1周年記念として『INI DEBUT 1ST ANNIVERSARY PARTY』と題した生配信を実施。テレビやネットニュースでも大々的に取り上げられていたのですが、ジュリー氏はこれに対し、不機嫌な様子を見せていたというんです」(同)
ジュリー氏といえば、ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏の姉であるメリー喜多川氏の娘。生前のメリー氏は、ジャニーズ以外のボーイズグループの活躍を「ものすごく嫌っていた」(同)そうだが、ジュリー氏にも同様の傾向があるそうだ。
「自身の感情を優先させて采配を振ることがあったり、ほかの男性グループに圧力をかけていたとされるメリー氏に比べ、ジュリー氏は冷静なタイプといえますが、“ジャニーズ以外のボーイズグループはみんな敵”という思想は受け継がれているようです。しかも、INIには元ジャニーズJr.の田島将吾が所属しているので、余計に気に入らないのかもしれませんね。今、未曾有の危機にさらされているように見えるジャニーズですが、ライバルの存在を意識しているらしいジュリー氏は闘志がみなぎっているともいえます」(同)
INIなど他事務所のボーイズグループの存在に刺激され、いよいよジュリー氏が事務所の立て直しに本腰を入れてくれることを祈りたい。