11月6日に放送されたバラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)。ダウンタウン・浜田雅功の一般人への言動がネット上で賛否を呼んだ。
この日は「第8回 ガキの使いやあらへんで! チキチキ 行った事ない街でベスト3聞きましょう~!!」という街ロケ企画を実施。これは、ダウンタウンやココリコといった番組レギュラー陣が、関東1都6県にある約2,500駅の中からクジで引いた場所に向かい、現地の人に地域の名物などのベスト3を聞くという内容。今回は、東京都府中市にある東府中駅を訪れた。
「東府中駅で道行く人々にインタビューをした一行ですが、その中で、浜田が話しかけた人にちょっかいを出すシーンが多く見られました。例えば、女性2人組に話を聞く場面では、月亭方正の後ろから手を回し、女性の肩を押すイタズラをしていたんです。これを見たココリコ・遠藤章造は『本当にやめましょう!』と制止し、浜田の相方である松本人志も『交番行きましょ!』とツッコんでいました」(芸能ライター)
その後も浜田は、インタビューをした人の頭をはたいてツッコミを入れ暴言を吐いたり、赤ちゃんを連れた夫婦と話した際には、お父さんに抱かれた赤ちゃんのほっぺたをつまむなど、やりたい放題。松本から「こいつ、ホンマにやめさそう!」と注意されるシーンもあった。
「ネット上では、この浜田の言動を『浜ちゃんのツッコミ受けてみたい!』『ファンサービスの一環だよね』と肯定する声も少なくない一方で、『さすがに一般人の頭をはたくのは不快』『普通に怖い』など否定的な意見も上がっていました」(同)
賛否両論の浜田の芸風だが、頭をはたくツッコミに関しては、痛くないように加減した“プロの技”であると暴露されたこともあった。
「今年6月22日に放送されたラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送)に出演したタレントの壇蜜が、浜田のツッコミの秘密を明かし、話題を集めました。パーソナリティを務める大竹まことが、“後頭部のつむじの後ろあたりを狙って叩くと、いい音がするわりに痛くない”というはたき方のコツを語ると、壇蜜は『だから浜田さんもそこを狙ってるんですかね』とポロリ。浜田にツッコミを受けた際、ちょうどそこを狙われたといい、『ちょうど、いい音がしました』と振り返っていました」(同)
浜田がこうした“プロのツッコミ”を習得しているのであれば、頭をはたかれた側もさほど痛みはないのかもしれない。とはいえ今の時代、タレントではない人々に対して、手を上げたり暴言を吐いたりするのを不快に感じる視聴者は少なくないだろう。浜田も、タレントと一般人で、芸風を使い分ける必要があるのかもしれない。