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『ONE PIECE FILM RED』のウタ、『紅白』初出場のウラで――集英社VSマスコミのバトル勃発?

 現在大ヒット中のアニメ映画『ONE PIECE FILM RED』で、歌手のAdoが歌唱を担当するキャラクター・ウタが、12月31日放送の大型歌番組『第73回NHK紅白歌合戦』に初出場することが明らかになった。11月16日の正式発表まで情報は伏せられていたが、「その裏で、異例の“バトル”が繰り広げられていた」(レコード会社関係者)ようだ。

 漫画家・尾田栄一郎氏が「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の『ONE PIECE』は、1999年10月から現在にわたって長年フジテレビ系でアニメが放送されてきたほか、何度も映画化されている。

 “原作連載25周年記念作品”を掲げた映画『ONE PIECE FILM RED』は、『ONE PIECE』の主人公であるモンキー・D・ルフィ、キーパーソンであるシャンクス、そしてその娘で映画オリジナルキャラクター・ウタを中心とした物語。ウタのボイスキャストは声優・名塚佳織が担当し、Adoは歌唱キャストを務めている。

「Adoは2020年に配信リリースした『うっせぇわ』が大ヒットし、21年の『紅白』出場も期待されていたものの、本人が“顔出しナシ”で活動していることもあってか、不出場。しかし今年、ウタとして初出場することが決定しました。ウタの楽曲は、中田ヤスタカが作詞・作曲・編曲を手がけた『新時代』をはじめ、Mrs. GREEN APPLEやVaundy、秦基博などさまざまな人気アーティストが書き下ろしたものばかり。『紅白』のステージで何を歌うのかはまだわからないものの、間違いなく盛り上がるでしょうね」(芸能ライター)

 一方で『紅白』といえば、事前に新聞やネットメディアに出場者情報をスクープされることが多く、特に初出場者はよく“すっぱ抜かれて”いる。今年も、白組で初出場するJO1やBE:FIRST、K-POP勢は早い段階で“内定”と報じられ、なにわ男子も発表当日、情報解禁前に各スポーツ紙が“初出場へ”と伝えていた。

「毎年、アーティストの所属事務所やレコード会社がマスコミのすっぱ抜きを止めにかかるなど、水面下で攻防戦が繰り広げられます。特にジャニーズが先出しに厳しい印象です。今年はKing&Princeメンバーの脱退&退所発表もあり、“5人でラスト『紅白』出場なるか”と注目を集めていましたが、マスコミ各社は発表のその時までストップがかけられていたようです」(前出・レジ―ド関係者)

 このようなマスコミVS事務所、またはマスコミVSレコード会社のバトルは、「『紅白』前の風物詩のようなもの」(同)だというが……。

「今回のAdo、というかウタは、レーベル以上に『ONE PIECE』サイドがガッチリ護衛していました。出場情報をつかんだ社もあったようですが、原作を抱える集英社に事前報道を完全にガードされたとか。マスコミとの攻防戦に出版社が“参戦”するケースは異例の事態だけに、一部業界内で話題となっていました」(同)

 集英社が本気で戦った結果、ウタの『紅白』初出場は、正式発表まで公にならなかった様子。果たしてウタは『紅白』でどんなステージを見せてくれるのか、期待したいところだ。