――ジャニーズチェックに連日精を出すジャニオタ2人が、アイドル誌を眺めながらよもやま話をダベり中!
B美……永遠の29歳。人生の半分以上をジャニーズに捧げている、ジャニオタ歴20年超の芸能ライター。今一番気になるアイドルはKis-My-Ft2・北山宏光。
C子……永遠の35歳。デビュー組からジャニーズJr.に降りた月刊誌編集者。好きなアイドルはフレッシュな子。
B美 いやぁ~、それにしてもジャニーズ事務所が大変なことになってるね。11月1日に副社長兼関連会社・ジャニーズアイランドの社長を務めていたタッキー(滝沢秀明氏)の退社が明らかになったり、King&Prince(以下、キンプリ)の岸優太、神宮寺勇太、平野紫耀のグループ脱退&退所が発表されたり……。
C子 こんな間髪入れずに大きなニュースが続くとは思わなかったよ。Travis Japanがデジタルシングル「JUST DANCE!」で10月28日に全世界デビューを果たしたけど、すぐにネガティブな話題が舞い込んできたから、ちょっとかわいそうだったな。ここらで明るい話題がほしいわ~。
B美 最近ファンを喜ばせた報告といえば、突発性難聴の治療で今年1月から休養していたHey!Say!JUMP・八乙女光が活動を再開したことぐらいかな。ちょうど、「J-GENERATION」2022年12月号(鹿砦社、以下「Jジェネ」)では「懐かしMC プレイバック! Vol.92 Hey! Say! JUMP」っていう特集を読んでいて、「光は大丈夫なのかな~」って思い出してたのよ。無事に仕事復帰できたみたいで、本当によかった。
C子 どれどれ~。あ、今回の「Jジェネ」はなにわ男子が表紙なんだね。やっぱりキンプリに続く王道アイドル路線っていうと、なにわ男子になるのかな? といっても、キンプリは3人の脱退後の23年5月23日から永瀬廉と高橋海人が2人で活動を続けていくから、“キンプリの後継グループ”みたいな言い方は失礼になっちゃうけど……。
B美 でも、この表紙の写真を見るだけでも、なにわ男子は本当に“キラキラアイドル”って感じなのよ。どピンクの華やかな衣装を着ているけど、本人たちのオーラもこの豪華な装飾に負けてない。
C子 衣装一つとっても、お金かかってんな~って思うわ(笑)。ラメとかスパンコールみたいなキラキラした装飾がふんだんに使われているもん。この号では「なにわ男子 なにわ男子 Debut Tour 2022 1st Love レポート」を掲載しているんだね。今年7月27日~11月3日まで行われたデビューコンサートの写真か~。
B美 1ページ目の青やネイビーを基調とした衣装も“ザ・王子様”って感じで好きだな~。これは音楽番組でも着ていたと思うんだけど、その時は足元までしっかり見れなかったんだよね。
C子 ホントだ~。高橋恭平は1人だけ編み上げブーツだったり、西畑大吾はロングジャケットの下にピンクのヒラヒラした布がついていたり……「Jジェネ」の写真だと、7人とも靴やパンツの細かいデザインが違うってことがわかるね!
B美 2~3ページは、表紙と同じ、林家ペー・パー子もビックリのピンク衣装だね。ステージ映えするんだろうな~。打って変わって、4ページ目は「大人っぽいセットアップ風スーツでクールに決めます!」だって。
C子 シックな色合いで、秋冬のコーディネートって感じだね。お、ライブでは椅子を使った演出もあったんだ。
B美 申し訳ないけど、椅子に片足を乗せているりゅちぇ(大西流星)だけは、パフォーマンス中というよりも、高いところにあるおやつを取ろうとしてる子どもみたい……。
C子 まあ、この1枚だけ見ると、あまりアダルトな雰囲気ではないね(笑)。あと、6ページにはメンバーカラーの花をあしらったスタンドマイクがあったり、小道具にもこだわっているみたい。ジャニーズJr.時代よりも衣装が洗練されてきたな~って思ったんだけど、衣装にローマ字で「NANIWA DANSHI」とグループ名が入っているのは、ちょっぴりダサくて、なんだか安心したわ。
B美 レポート前半は王道アイドル系の写真が多かったのに、7ページ目ぐらいから“関西色”が強くなってきたよね(笑)。「なんでやねん」と書かれたサングラスをつけたり。なんか、一気に関西の先輩・ジャニーズWESTっぽくなったな。
C子 7ページにも「『妄想っちゅーDiscooooooo!!』は、ジャニスト味のあるメンバーカラーのファー&サングラスのいでたちで。なにわ男子ならではのかわいいコミカルさで会場をわかせています」(原文ママ、以下同)と説明があるよ。
B美 次の8~9ページの衣装は「ファンから好評だった」らしいね。赤と黒でまとめていて、KAT-TUN、Kis-My-Ft2とかヤンチャ系な先輩グループが着ていそうな衣装だわ。こうして見ると、衣装のバリエーションがいっぱいあって楽しいね!
C子 グループの衣装担当・長尾謙杜のアイデアが取り入れられているのかな? あっ、10ページで着ているのは、Jr.時代に愛用していた衣装なんだって。ずっと応援してきたファンは、懐かしさもあってうれしいだろうね。
B美 10ページ左下の写真、みっちー(道枝駿佑)と肩を組んでいる恭平が、一瞬だけケンティー(Sexy Zone・中島健人)に見えたわ。眉毛と目元がちょっと似ているのかも。一方、11ページ左下の藤原丈一郎は、宴会で「お手を拝借」と呼びかけている瞬間みたいで面白い。隣のはっすん(大橋和也)は何をしているんだろう?
C子 たぶん、「指でハート描いて」みたいなうちわを見て、ファンサービスをしている途中なんじゃないかな? それぞれソロページもビジュアルの良さが際立っているショットがいっぱいだし、なにわ男子ファンは絶対に「Jジェネ」12月号を買うべきだと思う!
B美 26ページはコンサート終盤なのか、これまでにないほどシンプルなTシャツ姿だね。あれ? メンバーの背中を見たら、飛行機に乗る時に荷物に貼られるタグみたいのがついてる。「AICHI」「OSAKA」って書いてあるね。
C子 そういえば、2ページに「オープニングではステージに設置された巨大な飛行機の頭部のセット『プラチナジェット』からの登場で観客を驚かせました。タラップのような階段を降りてくるメンバー。飛行機は、デビューの日にチャーターしたボーイング 737-800とほぼ同じサイズだそうです」って解説があったよ。
B美 なるほど~。なにわ男子って、21年11月12日のデビュー当日、羽田空港でイベントやってたもんね。「プラチナジェット」といえば、Jr.時代から歌っているオリジナル曲「ダイヤモンドスマイル」に「プラチナのジェットに乗って」という歌詞も出てくるし。コンセプトや演出がしっかり作り込まれてるコンサートっていうのがまるわかりのレポートだった。さすが「Jジェネ」だわ。
C子 「Jジェネ」12月号には、Snow Man・目黒蓮の個人特集「目黒蓮 Cool & Cute Faces」もある。目黒は現在放送中の出演ドラマ『silent』(フジテレビ系)が大好評だし、この作品を見て彼のことを気になり始めた人も多いんじゃないかな。
B美 38ページのピンクのスーツ衣装を着てるトビラ写真は、見事なカメラ目線だね(笑)。これは、20年1月22日のデビュー当日に行われたNTTドコモの会見時のものかな。でも、あとの39~46ページは、Jr.時代の写真が多いみたい。
C子 40ページに載っているのは、目黒が宇宙Six(20年10月に解散)のメンバーとして活動していた頃の写真だね。後ろに元メンバー・江田剛(21年6月に退所)が写っているもん。この頃の目黒は、少し顔がふっくらしてるかな? 最近は顔周りがよりシャープになっているし。対して46ページは、19年1月にSnow Manへ加入してからの写真だね。これ、たまたま自分を指差している瞬間のカットだからっていうのもあるけど、かなり自信に満ちあふれた顔をしているな~。
B美 やっぱり、人の目に触れる機会が増えると、顔つきも良い感じに変化してくるんだね。ヘアスタイルはほぼ同じなのに、表情にもこれだけ違いが出るなんて、“売れる”ってすごいんだね。変わったといえば、次の美 少年・藤井直樹の「藤井直樹 もっと知りたい!」という特集も驚いちゃった。
C子 48ページの写真は、目鼻立ちのキレイさが前面に出てる。ツヤ肌だし、まさに“美”って感じ。49ページの写真の少しオラついた表情はカッコいいけど、50ページのくしゃっと笑った笑顔はかわいい。ってあれ? 52~53ページは少し前の写真じゃない?
B美 そうなのよ。前半はたぶん今年開催されたコンサートの写真で、後半になるにつれて過去に戻っていくの。こうして近影から見ていくと、「昔はこんなに幼かったの?」って驚きが増す気がする。ビフォー・アフターの“アフター”から見せるなんて、最初は構成が謎だな~と思ったんだけど、「Jジェネ」サイドの狙いだったのかも。
C子 確かに、48~51ページあたりの写真を見た後だと、54~55ページの写真なんかは特に幼く見えるね。髪形ももっさりしているし。ちなみに、55ページ右上の写真は、JUMPの光にちょっと似てない?。
B美 わかるわ~。Ya-Ya-yah時代の光って感じ(笑)。この写真、かなり前に撮られたものかと思いきや、54ページによると20~21年の舞台『DREAM BOYS』のステージ写真なんだって。黒髪だから、より若く見えたのかな? 藤井くんは、48ページとかみたいにおでこを出すヘアセットだと、大人っぽい印象に変わるんだね。こういう成長が楽しめるから、ジャニーズファンはやめられないのよ~!
C子 目黒、藤井くんに続いて、A.B.C-Zの河合郁人の個人特集もあるよ。その名も、「河合の時代が始まった!」だって。河合くん、今やバラエティで引っ張りだこだもんな~。
B美 河合くんって、実はジャニーズファンの間で「静止画の帝王」と呼ばれているんだよね。普段のバラエティとは違う、カッコいい姿が見られるかな……と思ったのに、なんかついつい笑っちゃう写真が多い気がするのは私だけ? 例えば57ページ写真の毛先の遊ばせ方、58ページ右上の写真のキメ顔とかね。別に本人は笑わせようと思っていないだろうから、単にこちらの受け取り方の問題なんだけど(笑)。
C子 河合くん、カッコつければカッコつけるほど面白く見えちゃうところはあるかも。ふとした瞬間のほうがカッコいいんじゃない? 58ページ右上のカットは、関ジャニ∞・村上信五バリのドヤ顔だわ。60ページのサングラスをかけてポーズをとっている場面は、木村(拓哉)さんのものまねをしているようにしか見えないよ~。
B美 それって褒め言葉なの? それともイジってるの(笑)? あと、76~83ページに「関西ジャニーズ 関西を盛り上げる仕事」っていう企画があるんだけど、特に気になったのは、76ページの関ジャニ∞・安田章大。ズボン下げすぎじゃない? 腰パンどころじゃなくて、ずり落ちてこないのか心配になっちゃうわ。
C子 ヤスといえば、77ページのヒゲがないほうが、さわやかで好きだな〜。同じページの村上は、少し腑抜けた表情とバスローブふうの衣装も相まって、お風呂上がりみたいだね。
B美 78ページでは、ジャニーズWESTがたこ焼きの被り物をしていて、「これぞ関西!」って感じの明るいノリが伝わってくる。中でも神山智洋がめちゃめちゃ楽しそうだよ。偶然切り取っただけだろうけど、濵田崇裕は真顔でむしろ不機嫌そうなのに。
C子 これは17年のライブで「粉もん」(14年)という曲を披露した時の写真だって。ところで、79ページに「関西で愛されてきた、庶民的でおいしい粉もんの魅力のアピールに、大いに貢献しています」と書いてあるけど、WESTってそんな分野で活躍してたっけ?
B美 確かにあんまり思い当たることがないな。CMとかもしてないし……。いったいどこソースの情報? その一文にはちょっと異議ありだわ(笑)。それと、衝撃的だったのは、なにわ男子ね。80~81ページのメンバーを見たら、まだ全然垢抜けてないのよ。特にはっすんが若いかも。
C子 りゅちぇも、この時はちょっと肌荒れを隠すようなメイクをしている感じかな? でも、目元のキラキラ感はバッチリだし、すでに美容に対する意識が高かったんだろうね。
B美 りゅちぇはちょっとふっくらしている一方で、82ページのAぇ! group・草間リチャード敬太は、かなり顔がシュッとして見える。正門良規、佐野晶哉は顔つきが幼いし、良い意味で変わっていないのは末澤誠也ぐらいじゃない? やっぱり10~20代のタレントは短期間でも容姿の変化が現れるね。
C子 それと、「Jジェネ」恒例の「ジャニーズ王子様図鑑」には、Kis-My-Ft2・玉森裕太と宮田俊哉が登場。ファンを「姫」と呼ぶ宮田が満を持して登場したわけだけど……王子様うんぬんより、単に編集サイドが“宮玉コンビ”を並べたかっただけのような気もする(笑)。
B美 ちなみに、キスマイは、28~37ページに「未公開フォトギャラリー」っていう特集もあるから、ファンは要チェックだよ~。今後のジャニーズがどうなるかはわからないけど……次号あたりでトラジャの特集を組んでくれるかな? 期待してま~す!