• Fri. Dec 9th, 2022

【薬剤師監修】疲れやすい原因は生活習慣にあった! バテない体をつくる3つの方法

 特に疲れることをしたわけでもないのに、最近なんだかすぐにバテてしまう……そんなふうに悩んでいませんか? もしかすると、無意識のうちに疲れやすくなる生活を送っているのかもしれません。疲れてしまって、好きなことができないようでは寂しいですよね。今回は、すぐにバテてしまう原因とその対処法を薬剤師の中山歩実氏に紹介してもらいました。

1.体力がなく、疲れやすくなる原因とは?

 女性の体力のピークは、なんと14歳。年齢とともに体力が衰えていくことに加えて、生活のなかで疲れやすい要因をつくってしまっては、ますます体が疲れやすくなってしまいます。すぐにバテる原因は生活習慣にあるかもしれません。思い当たることがあれば、改善していきましょう。

1‐1.睡眠の質低下

 睡眠の質が低いと、体力をスムーズに回復できません。夜遅くまでスマホやパソコンを操作していたり、テレビを見たりしていませんか? 目に強い光が当たっていると、体は「まだ日中だ」と勘違いします。その結果、寝るためのホルモンであるメラトニンをつくれなくなるのです。

 白い光の照明、スマホなどの電子機器が発する光は、睡眠の質を低下させてしまいます。寝る数時間前からは間接照明にする、入浴でリラックスするなど、眠りに入りやすくなるように工夫しましょう。

1‐2.運動不足

 「疲れやすいから運動はしないほうがよい」と考えている方もいるかもしれません。ですが、慢性的に運動不足の状態だと、少しの活動ですぐに筋肉が疲れてしまったり、心臓や肺の働きが弱まってしまったりして、疲れやすくなってしまいます。元気に過ごすためにも、ある程度の筋肉・体力をつけましょう。

1‐3.栄養・エネルギー不足

 元気に活動するための栄養やエネルギーが不足していれば、すぐにバテてしまいます。過度なダイエットをしていたり、食事をとらずにスイーツばかり食べていたりしていませんか? 食事の量だけでなく、内容にも気をつけていきましょう。

 ちょっとしたことで疲れ切ってしまわないよう、バテない体づくりをしましょう。そのためのポイントを3つご紹介します。

2‐1.適度な全身運動をする

 からだ全体を動かす「全身運動」をしてみませんか? ただ、いきなり運動をしたほうがよいといわれても、「体力がないのに運動なんかできない」と不安になってしまいますよね。いきなりランニングを始めても、疲労困憊になって続かないでしょう。

 まずは、出勤のときに1駅分歩く、駅では階段を使うなど、簡単なことから始めるのが長続きのコツです。慣れてきたら、ヨガ教室に通ったり、縄跳びやサイクリングを取り入れたりと、本格的な全身運動に移るとよいでしょう。

2‐2.下半身の筋トレをする

 筋力に自信がなく全身運動に抵抗がある方は、筋トレから始めてもよいかもしれません。筋トレと聞くと腹筋や背筋をイメージするかもしれませんが、一番効率的なのは下半身のトレーニングです。

 太ももやお尻の筋肉は体のなかでも大きい部類のため、トレーニングで体力向上の効果が得られやすいことがわかっています。まずは、自宅でも簡単に取り入れられるスクワットをやってみましょう。

2‐3.バランスのよい食事をする

 必要な栄養素を不足なくとれるよう、食事のバランスを整えましょう。特に、ダイエットで食事量を減らしている方、ベジタリアンやヴィーガンなどの食スタイルをとっている方は、タンパク質が不足している可能性が高いです。肉や魚のほか、豆腐やたまごなど、タンパク質が豊富に含まれている食品を積極的にとるように心がけましょう。

 午後に眠気や疲れ、集中力の低下がってつらいという方は、ランチに糖質をとりすぎているのかもしれません。糖質が多い食事は、血糖値を急激に上げます。その後、血糖値が急激に下がることで、眠気や疲労感につながるのです。

 丼やパスタなどの一品料理をやめたり、スイーツは糖質少なめのものにしたりするなどの工夫をしましょう。一品料理でも、お蕎麦は低GI食品で血糖値の動きがゆるやかなので、眠気や疲労感が出にくいといわれていますよ。

 バテにくい体づくりには、どうしても時間がかかります。今すぐに疲れを改善したい方には漢方薬がおすすめです。

 漢方薬は、「肉体的な疲れ」に対して足りない栄養を補うだけでなく、消化・吸収の機能をよくして必要なところに栄養を届け、根本から肉体の疲れやだるさの改善を目指すことが可能です。

 また、精神的なストレスによる疲れには、「ストレスで乱れた自律神経を整える」「睡眠の質を上げてストレスを改善する」などの作用のある漢方薬を選びます。漢方薬は疲れの原因を根本から改善するため、バテにくい体を手に入れられます。

<バテやすい方におすすめの漢方薬>

・補中益気湯(ほちゅうえっきとう):胃腸の働きが衰えて、疲れを感じている方
「気」を補充することで、疲労を回復し気力を充実させます。

・十全大補湯(じゅうぜんたいほとう):疲労や倦怠感だけでなく、貧血も気になる方
「気」「血」を補い、疲労回復をサポートします。

 漢方薬は、ご自分の状態や体質に合うものを選ぶのが大切です。合わないと、効果を感じられないだけでなく、副作用ばかりを感じることもあります。しかし、たくさんの漢方薬から、ご自分にあった漢方薬を見つけるのは大変ですよね。

 そんなときは、「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに一度相談してみましょう。漢方に精通した薬剤師とAIがあなたに効く漢方薬を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれます。

あんしん漢方

4.疲れにくい体づくりで元気に過ごせる毎日を手に入れよう

 今回は、体が疲れやすい原因とその対策についてご紹介しました。日常生活での何気ない習慣が疲れやすさの原因かもしれません。生活習慣を見直して、疲れにくい体づくりをしてみましょう。体づくりのサポートには、専門家に相談して、漢方薬を活用することもおすすめです。

薬剤師・中山歩実
大学病院、市立病院での勤務を経て、長期療養型の病院へ転職。なかなか改善しない症状に対し漢方を使ったサポートを実施している。さまざまな病気の段階の方と接する中で、正しい医療情報を得ることの難しさを痛感し、ライター活動を開始。がんや感染症、生活習慣病など幅広い疾患や薬についての記事制作を担当している。「誰もが自分のからだを労れる社会」を目指し、漢方のプロがAIを活用して自分に適した漢方薬を選び、お手頃価格で自宅に郵送してくれる「あんしん漢方」で情報発信を行う。