「いい夫婦の日」である11月22日、インスタグラムに夫・黒木啓司とのラブラブショットを投稿して炎上した元タレントで実業家の宮崎麗果。アンチに対して猛反論を展開しているが、その合間に、自身が携わる商品のPRを挟むという“商魂たくましい姿”を見せていることから、「業界関係者の間で、炎上商法ではないかと物議を醸している」(芸能ライター)そうだ。
学生時代に“セレブタレント”として活動していたという宮崎は、現在、化粧品開発、美容コンサルティングを手掛ける会社を経営。昨年12月には、黒木(今年10月末に芸能界を引退)と結婚したことで話題になった。
なお、宮崎にとってはこれが3度目の結婚で、これまでに出産した3児のうち2児を養育中。黒木との結婚を発表した際には、自身のインスタグラムで「これからもお互い支え合い、高めあい 子供達とともに 新しい家族の形を築き上げていきたい」(原文ママ、以下同)ともコメントしていた。
「そんな宮崎は、今年10月3日にインスタで夫婦のツーショットを初公開。以降、頻繁に黒木との写真を投稿するようになり、彼のファンからも注目を集めていました。そんな中、11月22日の『いい夫婦の日』には“食事の席で2人が寄り添っている写真”と、“黒木が宮崎の頬あたりにキスをしているように見える写真”の2枚を公開。また、黒木も同日のインスタに複数の夫婦ショットをアップし、その最後の1枚は“お互いに抱き合って唇を重ねる写真”でした」(同)
彼らの投稿を受け、ネット上には「素敵なご夫婦」「ラブラブで羨ましい」と好意的な声が寄せられた一方、黒木のファンを中心に「ファンからするとショックです」「一般人になったとはいえ、長年応援してきたファンにとっては複雑」「ファンが見ているアカウントに堂々と載せないで」「夫婦そろって配慮がなさすぎる」「嫁からマウントを取られた気分」といった悲鳴も上がってしまった。
「この事態に、黒木は無言を貫いていますが、宮崎は翌23日にインスタのストーリーズ(24時間限定公開)で『結婚してる夫婦がキスしてる写真あっていいじゃん』などと反論。『ファンの気持ち考えろ』といった意見で叩かれることを『よく分からない定義の中に当てはめようとする同調圧力』と批判しました」(同)
さらに、「これが私たちの生き方で隠すこともしないし 嫌なら見なきゃいいし。ともかくキモイとか頭悪そうとか言ってる人たち 誹謗中傷という立派な犯罪なので 全員弁護士にすでに報告済みです」と、法的措置もチラつかせた。
「宮崎の『嫌なら見なきゃいいし』は確かに正論ではありますが、やはり、これまで夫を支えていたファンの気持ちを踏みにじるような振る舞いはいただけません。そもそも、交際を“匂わせ”ていたレベルの投稿でもファンは不快になるものなのに、イチャイチャしている写真を堂々と公開すればさすがに炎上しないわけがない。しかも宮崎はこの炎上中、ストーリーズでアンチへの反論や自身を擁護してくれるファンのコメントをピックアップする合間に、『わたしが開発に携わったマウスウォッシュ』の『限定復活キャンペーン』のPRを行っています。黒木のファンを煽った上での炎上商法では……と疑わずにはいられません」(同)
現役タレント同士の交際の場合は、パートナーのファンへの配慮がより必要とされる。
「例えば、宮沢りえは2018年に当時ジャニーズ事務所のV6メンバーとして活動していた森田剛と結婚しましたが、交際中だった17年に“森田の主演舞台を見に行った”という目撃情報が出ただけでインスタに苦情が殺到。これを受け、宮沢は森田ファンに気を使ったのか、アカウントを閉鎖するに至りました。ジャニーズとは状況が違うかもしれませんが、黒木にもいまだ熱心なファンは多いはず。そんなファン心理を逆手に取った炎上商法は、夫婦にとって結局マイナスになる気がします」(同)
宮崎は24日にもストーリーズを更新し、ダイレクトメッセージでたくさんの応援が届いていることを報告していた。宮崎は今後も、炎上上等で「私たちの生き方」を貫いていくのだろうか。