King&Prince(以下、キンプリ)・平野紫耀の弟である平野莉玖氏。アパレルブランド「RKS RICKY(リクスリッキー)」の代表を務めるほか、「RIKU」名義でアーティスト活動も展開しており、キンプリファンの間では有名な存在だが、彼がTikTokに投稿したダンス動画がSNS上で賛否両論を呼んでいるという。
莉玖氏は11月24日、自身のTikTokアカウントで、キンプリの楽曲「ichiban」(2022年)を踊る動画を公開。コメント欄は、「かっこいい」「エモすぎる」「まさかキンプリ踊ってくれるとは思わなかった」など、喜びの声であふれ返っているものの、Twitterでは「兄がどんな状況かわかってる?」「家族がでしゃばってくるの好きじゃない」など、批判的なコメントも散見される。
「平野は過去、ジャニーズ事務所公式携帯サイト・Johnny's webのブログ『SHOWたいむ』に、RKS RICKYのシャツを着用した写真をアップするなど、兄弟仲はかなり良い様子。そんな2人が間接的に“コラボ”したとあって、貴重な動画ではあるのは間違いありません。しかし、莉玖氏の直近のインスタグラム投稿を見ると、12月に開催するファンミーティングの案内や、母親が開発に携わったコスメが完成しつつあることを明かすなど“告知”続き。そんな最中にアップされたコラボ動画だけに、“宣伝臭”を感じる平野ファンが相次いでしまいました」(スポーツ紙記者)
莉玖氏はアーティスト業のほか、昨年10月に『平野莉玖スタイル&フォトブック RIKU』(主婦と生活社)を発売したり、今年3月には舞台『Tales of ARISE テイルズ オブ アライズ』へ出演するなど、芸能活動にも積極的だが、「以前から『平野の人気に便乗している』と、一部キンプリファンから白い目で見られていた」(同)という。
長くジャニーズ事務所は、所属タレントの身内による“ファンビジネス”に頭を悩ませている。
「例えば、嵐・相葉雅紀の実家が経営する中華料理店は、嵐人気に便乗するような形で、オリジナルグッズの制作・販売を行っていたことで知られ、実際ジャニーズから注意が入ったといわれています」(同)
しかし莉玖氏の場合、大々的に平野やキンプリの名前を用いて、芸能活動やビジネスを展開をしているわけではないだけに、現状ジャニーズとしても手出しはできないようだ。
「今回のTikTok動画についても、楽曲仕様はルール上、特に問題はなく、また莉玖氏としても、あくまで『ファンのリクエストに応えただけ』というスタンスなのかもしれません。ただ、平野のキンプリ脱退発表の直後、かつ自身のイベントの開催直前というタイミングにコラボ動画がアップされたとあって、一部ファンから『兄の話題性に乗っかろうとしてるのでは』と不信感を持たれるのは当然のこと。これにはジャニーズサイドも、苦笑せざるを得ないところでしょう」(芸能プロ関係者)
12月開催予定の莉玖氏のファンミーティングには、平野やキンプリファンも殺到することが予想される。この状況を、兄である平野はどう思っているのだろうか。