元AKB48・小嶋陽菜が9月に立ち上げたランジェリーブランド「ROSIER by Her lip to(ロジア バイ ハーリップトゥ)」が、ホリデー限定の新作「Exclusive Collection」を数量限定で発売開始。小嶋自ら下着モデルを務めており、数多くのメディアがこれを取り上げている。
同ブランドの公式サイトには、「女性らしさ、を選んでいこう 多様性を尊重する時代だからこそ 女性らしさを選ぶ自由を肯定したい 手に入れたいのは、気高く優美なアティテュード それでいてアワーグラスのような 淡く儚いシルエット」といったキャッチコピーが並んでおり、価格帯はレースをあしらったブラとショーツのセットが税込1万2,000円、サテンのキャミソールとタップパンツのセットが税込1万6,500円となっている。
「通販サイトを見ると、ほぼすべての商品ページで小嶋がモデルを務めていて、すでに売り切れている商品も複数見られます。芸能界では近頃、下着をプロデュースし、同時にモデルも務める女性タレントが相次いでいますが、『女性に寄り添う存在』であるというパブリックイメージが付きやすいことから、同性ファンの獲得につながっているようです」(芸能記者)
芸能人が手掛ける下着ブランドといえば、昨年、女優の長谷川京子が「ESS by(エス バイ)」の立ち上げを発表。「自愛」や「女性の解放」をコンセプトとしており、これまでにサニタリーアイテムを含む新商品をたびたびリリースしている。
また、「一般人」を自称しながらモデル活動などをする木下優樹菜は、今月21日に下着ブランド「libertad mariposa(リベルタッドマリポサ)」の立ち上げを発表。
木下は同日、インスタグラムに「ずっーーっとランジェリーが大好きで このランジェリープロジェクトのお話を頂いた時とっっても嬉しかったです 着るだけで、今日の自分イイ女だなって、自分をより愛しく感じられるデザインを作れたらなって そんな想いでこだわってこだわって...時間をかけて作りました」とつづり、自身が下着を着用した姿を公開していた。
「もともと水着モデルを務めていたこともあり、木下が得意とする分野なのかもしれません。ただ、21日の発表以降、同ブランドについて取り上げているネットニュースが30日正午次点でほぼ見当たらず……。そのせいか、同ブランドの公式インスタグラムのフォロワー数は現時点で300人ほどに留まっており、一時期に比べて世間の木下への関心が薄れている印象を受けます」(同)
一方、昨年、デザインの“パクリ疑惑”が騒ぎとなったのは、ギャルタレント・木村有希(ゆきぽよ)のプロデュース商品を販売していた通販サイト「noalice by ryuyu」だ。
「昨年2月、ニュースサイト『デイリー新潮』は、ゆきぽよがプロデュースした複数の下着商品が、ほかの通販サイトの商品に酷似していると指摘。これに対し、『noalice by ryuyu』側は『ゆきぽよちゃんも弊社もパクリの意図等はございません』との声明を発表し、模倣疑惑を否定していました。ゆきぽよがパクリ行為を行ったか否かは不明ですが、下着はある程度フォーマットが決まっているため、ゆきぽよに限らず似通ったデザインになりがちなのは事実でしょう」(同)
プロデュース業に注力するため、長らく芸能活動をセーブしている小嶋。すでに洋服ブランド「Her lip to」が成功しているが、下着の分野でも人気ぶりを示せるだろうか。