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KinKi Kids・堂本剛、活動再開のHey!Say!JUMP・八乙女光に言及! 「忘れないで」とファンに訴えたこととは?

 KinKi Kidsがパーソナリティを務めるラジオ番組『KinKi Kidsどんなもんヤ!』(文化放送)が12月5日深夜に放送された。この日は堂本剛が登場し、Hey!Say!JUMPの八乙女光について言及する一幕があった。

 八乙女は2021年12月、左耳に突発性難聴を発症し、今年1月に活動休止を発表。約10カ月の療養を経て、11月に活動再開した。一方の剛も17年6月、左耳に同じ病を発症しており、この日のラジオでは「(八乙女の)復帰の時はなにかお話されましたか?」というリスナーからの質問メールを紹介。

 剛は「八乙女自体がどういうふうな言葉でファンの人たちに向き合ってお話ししてるかっているのもあるので、細かくはやっぱり話はしないのが礼儀かなと思いますけど」と会話の内容に関して明言は避けつつ、「いろいろ話は聞いてまして。彼の気持ちは本当に痛いほどわかるし」と八乙女に寄り添った。

 剛いわく、突発性難聴という病気は「周りの人からすれば、目に映らない痛みなので、なかなか理解もしてもらえないし。無意識に傷つけられる時間も多い」とのこと。

 なお、自身の病状については「たまたま友だちと喫茶店でトースト食べたりしてたときに、急にちょっとだけ前より聞こえた、みたいな感じにふわっとなって」と告白。「原因はもうわからないです。急にふわってなって、前よりは聞こえるようになった」と、以前よりは多少改善していると報告した。

 とはいえ、「右耳を塞いで左耳で聞いてみると、そんなに大して劇的に聞こえてるわけではない」そう。ただ、以前と比べて「本当に些細な聴力が戻ってきたっていう状況」だといい、聴力が少しだけ戻った瞬間、「友達の前で泣いてしまいそうになった」ため、トイレに駆けこんだという。

 剛は「そのくらい大きいことでね。やっぱり、失ったものが少しだけ戻ってくるっていう喜びが」と、自身にとっては大きな変化だったものの、「この喜びが誰に伝えても……って感じで僕は過ごしてきたんで、自分なりのやり方でやるしかないし、周りの人が理解してくれない分、頑張るしかない」と孤独に病と闘ってきたようだ。

 「でも頑張れば頑張るほど、悲しくてつらい」と正直な胸の内を明かしつつながら、「でも悲しくてつらいというところに立ち止まっていたら、進んでいけないから」ともコメント。これまでを「大変すぎる日々だった」とも表現した。

 なお、八乙女とは「症状が少し違うけど、寄り添ってあげたいなということで細かくいろいろ聞きました 」と、さまざまな話をしたとか。「彼は少しずつ『こうこうこうで、こういうふうになりました』ってその喜びを伝えてくれることで、僕もうれしかったし、やっぱり彼も必死に一生懸命、元に戻ろうとしてるんだなって」と、剛も八乙女の努力を感じている様子。

 その上で剛は、「そう簡単に(聴力)は戻らないっていうのはわかってたけど、彼の努力を、背中を押してあげたかったから、ポジティブな言葉で全部向き合ってあげて」と、あくまで前向きに八乙女と向き合っていたとのこと。「本当に、ファンの人が聞いている以上にすごく努力してるということと、大変な思いをしているということを理解してあげてほしいと思う」と八乙女ファンに呼びかけ。

 さらに、「彼がこれからみんなのためを思って、自分のことよりもみんなのことを思って前向きに過ごすと思います」「でもどうか忘れないでほしいのは、そう簡単に治るものではないから、今もこの瞬間も自分が目に映しているこの瞬間も戦ってるんだな、無理してるんだな、孤独なんだろうなっていうことだけは、わかっていてあげてほしい」と訴えたのだった。

 この日の放送に、ネット上では、「泣けた」「どんだけ後輩想いなんだ……」「自分がしてもらいたかったことをしてあげてるんだろうな」といった声が集まっていた。

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