イケメンYouTuber・ふかわ。が12月2日、自身のチャンネルでストーカー被害に遭っていたことを明かした。8月に元タレント・木下優樹菜と動画で共演したことでも話題になったふかわ。だが、今回はストーカー被害の告白で、ネットニュースに取り上げられることになった。
「ふかわ。は8月18日公開の『【ナンパ】陰キャが海でナンパしたら奇跡おきた』という動画で、偶然通りかかった木下に声をかけ、急きょコラボレーションが実現。木下も同日に『ずっと会いたかった超有名なイケメンに偶然ナンパされてしまった件について』と題した動画をアップし、興奮しながら『一番好きなYouTuber!』『一番推し!』と主張していたほど、ふかわ。の大ファンだったようです」(芸能ライター)
そんなふかわ。は、今月2日に公開した「【新居】ストーカーが来たので引っ越ししました」という動画内で、それまで住んでいたマンション近くのコンビニで「あ、ふかわ。さんですよね」と話しかけてきた女性がいたこと、また、コンビニを出ると後をつけてきて質問攻めにされ、その日のうちに自宅がバレたことなどを説明。以降、その女性とは週に2度ほどふかわ。のマンション前で会うようになってしまったという。
「女性は、『(散歩させている)犬がこのマンションの前が好きだから』という口実で、自宅マンション前に待機するようになったとか。また、ふかわ。が車に乗ろうとした時に『今日ちょっとどこか連れてって』『100m先のスーパーまで乗せてって』とお願いしてきたそうで、断りきれずに乗せてしまったこともあったといいます」(同)
その結果、女性の言動は次第にエスカレートしていき、インスタグラムのDMで「LINE教えて」と要求したり、逆に女性のLINEのQRコードや電話番号を送りつけてくるように。さらには、マンションの部屋番号まで聞いてきたという。
「ふかわ。もさすがに『怖い』と感じ、適当に『208』と返答したそうです。すると後日、女性がいつものようにマンション前で話しかけてきて『私の分とふかわ。くんの分のご飯を持って行ったんだけど』『208号室自体がなかったけど本当はどこなの?』と、部屋を訪ねてこようとしていたことが発覚。また女性は、『208号室』に住んでいるのは嘘で、本当は『802』なのではないかと考え、802号室のインターフォンも鳴らしていたとか。この出来事がきっかけで、ふかわ。は引っ越しを決意したそうです」(同)
YouTuberのストーカー問題といえば、トップクラスの人気を誇るはじめしゃちょーやヒカキン、ヒカルなども以前、被害を報告していたが……。
「最近だと、暴露系YouTuberのコレコレも被害を告白。9月23日に自身のチャンネルで、自宅住所が特定・拡散されていることに触れ、そのせいでポストに食べかけのカレーパンを入れられるなど、嫌がらせの被害に遭っていると明かしました。しかもこの動画を撮る直前、自宅前で『地雷っぽい女性』に声をかけられたそうです」(スポーツ紙記者)
また、11月3日にアップした動画では、同じ日に何度もインターフォンを押してきた「女性のYouTuberみたいな人」が、“コレコレはデリヘル嬢を呼んでおきながら応答せず、デリヘル嬢側に損害が発生した”などと虚偽の話をSNSに投稿していた事実も判明。そのほか、コレコレが市役所と連携して調べた結果、「悪質な手法」で住民票を取得されていたといい、「せっかく引っ越してもすぐバレる」と憤っていた。
「女性YouTuberのきりまるは、8月17日公開の動画内で、ストーカーを警戒すべき出来事があったと報告。ある日、スマホに『Chipolo ONE Spotがあなたの近くで見つかりました』と表示されたそう。これは、『Chipolo』という紛失防止タグが見つかったことを意味する通知なのですが、きりまるは『見たこともない通知』だったため不審に思っていたとか。そして『調べていくと、そういうAir Tag(Apple製の紛失防止タグ)みたいなGPS機能って、勝手に何かのプレゼントにもぐらせるとか、こっそりバッグの中に入れていくとか、ストーカー的な目的で結構使われることが増えてきました、みたいな。だから注意してくださいっていう注意喚起が出てる』ことを知り、恐怖を感じたといいます」(同)
さらに、きりまるのスマホには「現在、この持ち物の所有者はあなたの現在地を見ることができます」といった通知も届いたらしく、特に何か起きたわけではないというが「普通に怖い」と漏らしていた。
「このようなYouTuberたちの発信を受け、ネット上の彼らのファンも心配を募らせています。一方でふかわ。の引っ越し報告などには『引っ越したとかも言わないほうがいいのでは……』との指摘も。ストーカー対策といってもなかなか難しいでしょうが、特に自宅で動画撮影をしているYouTuberは、住所がバレやすいのは間違いないので、一般人以上に危機感を持つ必要がありそうです」(同)
人気YouTuberのストーカー被害報告はまだまだ続きそうな気配もある。大きな事件が起こらないことを祈るばかりだが……。