12月2日に、年内静養を発表したタレントの中居正広。同8日発売の「女性セブン」(小学館)が「中居正広 頬も体もやせこけて 復帰不能 『オペ室で起きた激震』」という衝撃的な見出しで、中居の受けた手術や術後の様子について報じている。
中居といえば、10月27日発売の「週刊新潮」(新潮社)が、9月に盲腸がんの手術を受けていたとスクープ。この報道の数日後、中居は公式サイトで「休養のため1カ月ほど活動を休止する」と発表した。
さらに今月2日には、「先日、およそ1カ月の休養と発表してから今日に至りますが、体力、筋力の回復を図るコンディションまで整いませんでした」「2022年内の活動は終了し、静養に専念させていただくことになりました」と休止期間の延長を報告。
現状については、「気力に関しては、以前より数倍上がっています!天気の良い日は太陽も浴びています。お買い物のため、少しずつですが、外出もしております。夜更かしだってしております! 一歩ずつ、日によっては一足ずつ半足ずつですが、進んでおります。一歩…。少し止まることもあります」とつづっている。
「8日発売の『女性セブン』は、数十分で終わるはずだった手術が数時間にも及んだことや、現在は退院しているものの、やせこけてしまっていることなどを伝えています。病名を報じた前出『新潮』と同様に、今回も中居のプライバシーに関する報道に批判が噴出しそうですが、中居の手術の様子や現状を気にしているSMAPファンが多いのも事実でしょう」(芸能記者)
一方、最近ファンの間では、香取慎吾が中居に送ったメッセージが話題に。6日、自身の個展『WHO AM I-SHINGO KATORI ART TOUR-』の会見に登場した香取は、中居についてコメントを求められると、「そっと、応援しています。ゆっくり休んでほしい。個展とかには興味がないけど、ゆっくり休んでとか言われるのも好きな人ではないので。そっと、応援してます」と「そっと」を繰り返した。
このメッセージを受け、ネット上のファンからは「自分のアピールのためでなく、中居くんのことだけを考えた優しい言葉に胸がいっぱいになった」「たいていの芸能人はこういう場で力強く大げさなエールを送る人が多いけど、慎吾のこのコメントは最高に温かく、愛にあふれている」と感激の声が続出。
加えて、「そうか、そっと応援すればいいのか」「『中居くん!しっかり休んでっ泣!』とかやってました。これからはそーっと応援します」といった声も見られ、香取の“応援のスタンス”に影響を受けるファンも多いようだ。
1998年~2002年まで放送されていたバラエティ番組『サタ☆スマ』(フジテレビ系)で共演していたこともあり、ファンから「サタスマコンビ」と呼ばれている中居と香取。
16年末をもってSMAPは解散したが、17年4月には香取がMCを務める『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)に、中居が『中居正広のミになる図書館』(同)の“番宣”のため、出演。冒頭から、中居が「お前、子どもいたんだってな?」と一部週刊誌で報じられた香取の“隠し子疑惑”に触れて笑いを誘ったほか、中居が香取の司会ぶりについて「なんか今日、ふざけてる感じとかある」とダメ出しすると、一方の香取もエンディングで「やっぱり(中居くんは)司会者だね。もうゲスト(として出演するのが)、超ヘタ!」とやり返すなど、2人の深い関係性を感じさせるやりとりがファンを喜ばせた。
「さらに18年5月発売の『女性セブン』は、中居と香取が都内で食事をしていたという情報を伝えており、解散後に2人の距離が縮まったと感じるファンは多かったんです。今回、『そっと、応援してます』と語った香取ですが、中居の現在の様子をある程度知った上での発言だったかもしれません」(同)
くだんの『SmaSTATION!!』以来、共演のない2人。中居の復帰後、再び香取と阿吽の呼吸を見せる日を、ファンも待ち望んでいることだろう。