女優の北川景子が、来年1月期の月9ドラマ『女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~』(フジテレビ系)の取材会に登場。子育てをする中で変化した“価値観”について明かし、ネット上で共感を呼んでいる。
同ドラマは、北川演じる裁判官で実務家教員の主人公・柊木雫が、とにかく“効率”を重視しているロースクールの教師や学生に、「法」だけでなく「人」を学ぶ授業を展開するというリーガル&ロースクールエンターテインメントだ。
北川はこのストーリーにちなみ、取材会で「本当に効率しか考えないで生きてきたから、そこを直そうと思っている」と明かし、その理由は2020年に誕生した第1子長女の存在があると発言。
続けて北川は、「子どもに1からいろんなことをやらせようと思うと、まあ汚れるし、大変かもしれないけど、やらせてみようと思うように」なったことから、「効率だけでは動けないんだなって思うことが、すごく増えました」と話していた。
「その上で、10~20代の時は『とにかく効率いいことがよい』と思っていたものの、子育てを経験して考え方が変わったと明かしています。なお、北川の長女は、顔出しこそしていないものの、生後4カ月当時、父親・DAIGOがボーカルを務めるロックバンド・BREAKERZのシングル『I love my daughter』のミュージックビデオとジャケットアートワークに登場。大きな話題になりました」(芸能ライター)
そんな北川に、ネット上では「すごくよくわかる」「ライフステージが変わると、大事なことも変わってくるよね」「子どもに向き合っている親だからこそのコメント!」と共感や肯定の声が続出した。
北川といえば、妊娠・出産や子育てで感じた思いをたびたびメディアで披露。昨年2月3日放送のバラエティ番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)出演時には、「(妊娠中に)子ども込みで13.5kg増えた。産んだ後も2kgしか減らなかった」と出産による体重変化を明かし、産後は体形を戻すために、過酷なダイエットに励んだと回顧。
その上で、実は産後すぐに仕事復帰したのは本意ではなく、「嫌でした」と正直に述べていた。
また、今年7月に配信された情報サイト「美ST ONLINE」のインタビューに応じた北川は、産後の女優業について「早く復帰しないと戻る席がなくならないかと恐怖」だったものの、育児の大変さを実感し、仕事を「今までと同じようにやるのは無理」だと判断したと告白。
そのため、現在は仕事と育児を並行して行いつつ、「無理せず、頑張りすぎない自分を受け入れるようになり、人間らしい生活」ができるようになったそうだ。
「共働き世帯が増えている昨今、産後のキャリアに対する不安を抱える女性は少なくないこともあってか、率直な思いを語る北川に対して、ネット上ではママ層から『仕事の席がなくなるかもって、一般人と同じようなこと考えててなんか安心した』『北川景子も普通の人間なんだな。応援したくなった』と好意的な声が寄せられています」(同)
人気女優でありながら「早く復帰しないと戻る席がなくならないかと恐怖」と語った北川。子育て世代から抜群の好感度を誇っていることもあり、今後はママタレとしての需要が増えるかもしれない。