12月12日深夜に放送された関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞の あとはご自由に』(フジテレビ系)に、俳優・片岡鶴太郎がゲスト出演。関ジャニ∞メンバーとアドリブドラマに挑戦した。
片岡は事前インタビューで、番組スタッフから関ジャニ∞メンバーについて聞かれた際、「彼らはだいたい40歳ですよね。男にとっては、非常に揺れ動く歳なんですよ」と持論を展開。「本音を言った時には、優しく包んであげたいと思います」と語っていた。
そんな片岡が主演・脚本・監督を担当したドラマのタイトルは「伝説の仙人」。演者は、村上信五、丸山隆平、安田章大の3人で、横山裕と大倉忠義は別室でのモニタリングを担当することに。
物語は、沖縄の山奥に住む“どんな悩みでも解決でき、人の悩みを食べて生きている”伝説の仙人(片岡)の元を、学生時代からの友人である村上、丸山、安田の3人が訪ね、それぞれの悩みを打ち明けていくところから始まる。3人はドラマの冒頭で流れるナレーションを聞いて初めて設定を知るため、悩みの内容には各々の個性が現れていた。
まず安田は、「ええ歳ですし、体のことも気をつけなきゃいけないと思うのですが、暴飲のほうが……」とお酒を飲みすぎてしまうと吐露。飲酒すると“かくれんぼ”をはじめ、一緒に飲んでいた仲間に気づいてもらえず、隠れた場所で寝てしまうこともあるとか。別室からその様子を見ていた横山からは「マジなやつ(エピソード)なのかどうなのかわからない」とツッコミが飛んだ。
また、深く思い悩んだ表情をしていた丸山は、「僕、仙人になりたいんです。どうやったらなれるのかなって……」と告白。仙人の片岡が「食欲、性欲、物欲、名誉欲というのがまったくない」と話していたことから、安田は丸山に「結構、欲求、捨てなあかんねんで。いろいろ好きやん」と指摘。丸山は小声で「それはあんまり……」と安田を牽制するも、安田は「(丸山は)スケベですよ?」と片岡に問いかけた。
すると村上も、「コンビニに行くたびエッチな本見ますけど……」と補足し、横山は「普通のプライベート(情報を)ばらされてるやん」と一言。大倉は大爆笑していた。なお、村上は「悩みがないのが悩みといいますか……」と、特に思い悩んでることはないそう。
その後、3人はお神酒を飲むための道具が入った棚の中に、赤い「正」の字がびっしりと並んでいるのを発見。さらに血のような液体が染みついた服に着替えさせられ、不穏な空気を感じ取る。
実は、片岡は「悩みを喰う」のではなく「人を喰う」仙人だったのだ。片岡の三味線の演奏と歌、お神酒の力で丸山が眠りにつくと、片岡は「悩みがないことが悩み」と断言した村上に「その悩みが実は一番重いんじゃ」と言い放ち、短刀で刺殺。棚の中の赤い「正」の字に線を足した。
そして、「村上で998人目、酒飲み安田で999人目、丸山でちょうど1000人目。そうじゃお前を喰えば、俺は本当の仙人(1000人)じゃ。はっはっはっは」と高笑い。恐怖に怯える安田をよそに、片岡が演奏を再開したところで終演したのだった。
この放送にネット上では、「さらっと素顔を暴露される丸ちゃんに笑った」「バラされてるときの顔ほんと面白くて大好き(笑)」「仙人を目指す丸山で1000人目、偶然にしても怖い」「片岡鶴太郎さんの世界観に、見ているこっちまで引き込まれた」「絶対一筋縄ではいかないなとは思ってたけど、めちゃくちゃホラーだった」などのコメントが寄せられていた。