兵庫県川西市に建てた“プペル御殿”に対し、近隣住民から苦情が噴出していることが報じられたキングコング・西野亮廣。しかし、当の本人は“どこ吹く風”といった様子で……。
2016年発売の絵本『えんとつ町のプペル』(幻冬舎)が大ヒットした西野は、18年頃に同著をモチーフにした「プぺル美術館」を故郷の兵庫県川西市に作ると宣言。それに先駆けて今年9月、同市内の能勢電鉄「滝山駅」から徒歩2分の場所に、煙突を模した門柱などがあしらわれた「キンコン西野の家」を建てたことをSNSで報告していた。
「本人は『ガチ自宅です』と公言していますが、ほとんど不在なのか、レンタルスペースとして1日税込5万2,000円で貸し出しています。予約サイトを見ると、来年1月は元日をはじめ月の半分ほどが『SOLD OUT』となっていますね(12月15日現在)」(芸能記者)
そんな「キンコン西野の家」について、12月13日発売の「女性自身」(光文社)は、近隣住民からの苦情を伝えている。それによると、毎日のように夜遅くまで人の出入りがあり、2階にある玄関まで上がるための階段が鉄製であるため、音が響くという。
また、利用者が深夜まで宴会をして騒いでいることもあり、近隣住民は騒音に悩まされているとか。さらには、周辺に西野の支持者が数多く移住しているそうで、やはり騒音をめぐり住民とトラブルになっているそうだ。
しかし、西野はこうした報道を気にしていないのか、自身の活動を絶賛する支持者の投稿をTwitterでリツイートするなど、今も通常運転を続けている。
「西野は今月10日、ビジネス書『夢と金』(幻冬舎)を来年4月に発売すると発表。まだ内容は『一文字も書いていない』そうですが、Amazonで予約を受け付けたところ、Amazonランキング1位を獲得したとか。ファンからは『本をまったく書かずに1位はすごい』『西野さんのお金の考え方とかビジネスのやり方は、すごく学ぶことが多い』などと好意的な反応が寄せられていて、西野はこれらをリツイートしています」(同)
また、西野は11月24日、Twitterで「『映画 えんとつ町のプペル』の続編を作っています。せっかくなら、完成するまでの過程を共有しようと思い、『脚本』を公開してみました。時々、皆さんからの御意見を聞きながら脚本を手直ししています」と告知。実際、メディアプラットフォーム「note」で有料会員になると、脚本を読むことができる。
「『えんとつ町のプペル』は現在、大阪でミュージカル版が上演中。さらに、15日にはシングルファミリー自立支援団体を通じて、絵本『えんとつ町のプペル』を子どもたちに5,000冊プレゼントすると発表しました。西野は複数のプロジェクトを同時進行し、大忙しのようですが、まずは騒音トラブルへの対応をすべきでは」(同)
発表から数年たつも、なかなか完成しない「プペル美術館」。開業時には、故郷の住民から歓迎されるといいが……。