• 月. 12月 23rd, 2024

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Hey!Say!JUMP・山田涼介『大怪獣のあとしまつ』が代表格! 2022年“大コケ”したジャニーズ映画

 ジャニーズ事務所にとって激震の年となった2022年。10月末に副社長・滝沢秀明氏が電撃退社し、11月初旬にはKing&Princeのメンバー3人が来年脱退および退所するとの発表もあった。そんなジャニーズだが、「今年は所属タレントの主演映画があまり振るわなかったという点でも、関係者は頭を抱えていそうだ」(スポーツ紙記者)という。

「今年は8月公開のアニメ映画『ONE PIECE FILM RED』が大ヒットし、11月には興行収入180億円を突破したことがニュースになりました。これは今年公開された作品中1位の成績であり、12月に入ってもまだ公開中で、数字を伸ばしています。同作のオリジナルキャラクター・ウタ(声優・名塚佳織/歌唱・Ado)も人気で、12月14日放送のフジテレビ系音楽特番『FNS歌謡祭』第2夜では、ウタがスペシャルステージを披露。司会の嵐・相葉雅紀も笑顔で見守っていました」(同)

 その相葉は今年、9月30日公開の映画『“それ”がいる森』で主演を務めた。『リング』シリーズなどを手がけた中田秀夫監督による最新ジャパニーズホラー作品で、主人公・田中淳一(相葉)とその息子・一也(ジャニーズJr.・上原剣心)が、立て続けに怪奇現象が起きている森で“それ”を目撃する――という内容。映画ランキング(興行通信社調べ、以下同)では初登場4位を獲得し、初日から3日間で観客動員12万9000人、興収1億6500万円と報じられたが……。

「全国354スクリーンという大規模公開でしたから、それくらいの記録は当然といえば当然です。しかし、同作を鑑賞したネットユーザーは『全然ホラーじゃなかった』『B級映画好きだとしても見なくていい』『演出も雑すぎるし、褒めるところがない』『正直言って駄作』『相葉くんにとっても黒歴史になりそう』などと酷評。その影響なのか、明らかに勢いはなくなり、公開4週目にはランキング圏外に。最終興収は5億に届かなかったようで、この規模の映画としては大爆死といえるでしょう」(同)

嵐・二宮和也『TANG タング』、PR活動むなしく「あまりにも期待外れの成績」

 そんな相葉と同じ嵐のメンバー・二宮和也も、8月11日公開の主演映画『TANG タング』がコケてしまった。

「『TANG タング』は、英小説家デボラ・インストール氏のSF小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(小学館)をもとにした実写映画。物語の舞台を日本に変更するなどアレンジされ、人生に迷う無職の男・春日井健(二宮)と記憶をなくした迷子のロボット・タングとの絆が描かれています。なお、健の妻・絵美役として満島ひかり、健とタングを監視する男・加藤飛鳥役として小手伸也も出演していました」(エンタメ記者)

 出演者らはメディアで盛んにPR活動を行っており、ファミリー層を狙えるお盆期間中に公開したとあって、業界内では客足が伸びると期待されていたが、映画ランキングでは初登場6位と振るわず。全国356スクリーンという超拡大ロードショーであることを踏まえると、「あまりにも期待外れの成績で、関係者も落胆したはず」(同)という。

 ネット上には「ありきたりな話で、内容が薄っぺらい」「ポンコツすぎる主人公に感情移入できなかった」「もっと原作に寄せていれば面白かったかも」「原作は素晴らしいのに残念」「全体的に子ども向けのテイストなのに、夫婦問題とかは大人向けの話だし、なんか中途半端だった」などと否定的な書き込みが散見された。なお、最終興収は約8億だったという。

「また、今年の“大爆死”映画の代表格といえば、Hey!Say!JUMP・山田涼介主演の『大怪獣のあとしまつ』(2月4日公開)でしょう。ヒーローによって退治された巨大怪獣の死体処理を行う政府直轄の特殊部隊・特務隊が奮闘する様子を描いた特撮エンタテインメント・コメディ作品で、山田は、死体処理の責任者である特務隊員・帯刀アラタを演じました。ほかにも、土屋太鳳、濱田岳、眞島秀和、六角精児、菊地凛子、二階堂ふみ、染谷将太、松重豊、オダギリジョー、西田敏行ら豪華キャストが勢ぞろいしており、前評判は高かったのですが……」(テレビ局関係者)

 公開から2日間の動員は8万8000人、興収は1億2200万円で、映画ランキング初登場3位を獲得したが、「全国368スクリーンでの大規模公開にしては動員、興収ともに厳しい印象だった」(同)という。

「しかも、ネット上には公開初日から『すでに上半期ワースト映画の予感』『題材も俳優陣も悪くないのに、ヘタなコメディ演出で台無しになってる』『笑わせようとしてるのがわかって、逆に笑えない』『CGも不自然で違和感しかなかった』『いい部分が1つも挙げられない作品』などと酷評が続出。結局、興収はその後もあまり伸びず、歴史的な大コケ作品となってしまいました」(同)

 2023年も、1月13日からKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔主演の『そして僕は途方に暮れる』、27日からは木村拓哉主演の『THE LEGEND & BUTTERFLY』が上映され、2~3月にもジャニーズ出演映画が控えている。激震続きだった事務所を、映画のヒットで盛り上げてほしいものだ。

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