なにわ男子が、親へ感謝を届けるためのサプライズをお手伝いするドキュメントバラエティ『なにわDEオトンオカン大感謝祭』(NHK関西ローカル)第4弾が、12月26日に放送された。
今回、道枝駿佑と長尾謙杜は、車いすで生活するシングルマザーの母親へ親孝行したいという娘をお手伝い。まずは長尾がカメラマンに扮して、母親の本音を聞き出すことになるが、娘から「(芸能人)オーラ出ちゃってるんで、バレないか心配です」と言われた長尾は、否定しつつもニヤケ顔。長尾の表情を見た道枝は「まんざらでもない顔すんな」とツッコんでいた。
その後、親子の思い出の場所に向かうためにバスツアーを敢行。娘が母親の得意料理である「手羽先のコーラ煮」を作ってお弁当を用意するなど、ちょっとしたサプライズを織り交ぜつつ、奈良県・川上村にあるコテージに向かう。
コテージの部屋では道枝と長尾が、親子の思い出の写真を飾り付けてスタンバイ。親子がコテージに到着し、写真が飾られた部屋に入ると、母親は「なにこれ!? ヤバイ!」と歓喜。別室でモニタリングしていた長尾はそのリアクションに「うれしいなぁ」と漏らしていた。
そして、娘がマッサージをしながら母親に感謝を伝え、無事サプライズは成功。最後に道枝と長尾が親子の前に登場し、番組の企画であることをネタバラシ。道枝が母親に「僕たちの存在はわかりますか?」と確認すると、なにわ男子だと気が付いたようで「ちょっとヤバいやん……」と驚がく。さらに、サプライズで娘の婚約者が登場すると、「いやあっ! ちょっと、なにしてんの! ヤバイ!」と絶叫し、道枝は「俺らが出た時よりリアクション大きい」と苦笑い。
2人のVTRが終わるとスタジオでは、ゲストの藤本美貴といとうあさこが涙ぐみ、司会の小藪千豊は「久しぶりにこの番組やりまして、思い出しましね。これ、ええ番組でしたね」としみじみ。なお、同番組で毎回号泣している西畑大吾もしっかり涙目で、「行かんでよかったこのロケ。行ってたら、涙どころの騒ぎじゃなかった」とコメントした。
また、大橋和也は「お母さんって強いなあと思いましたね……」と言いながら“実家の味”を思い出したようで、「僕のお母さんはミートパスタ作るんが上手なんですけど、めっちゃくちゃ(ミートパスタを)食べたくなって、手羽先のコーラ煮見た時に」「実家に戻りたいなって思いましたね」と告白。
スタジオは笑いに包まれた一方で、小藪は大橋に対して「おかんは強いなぁ言うてたけど、自分も強なりや。おかんだけ強かったらかめへんみたいな感じで、僕は弱くてもいいんだみたいなのが言い訳の言葉に聞こえたけど?」と本気の説教。これを受けて大橋は「テレビを通じて頑張りたいなって」と弁解していたのだった。
この日の放送にネット上では、「素敵なハッピーサプライズに心が温まりました」「今回も感動した!」「実家が恋しくなっちゃうはっすん可愛い」「小藪さんに怒られちゃう大橋くん、面白かった」といった声が寄せられた。