Deprecated: trim(): Passing null to parameter #1 ($string) of type string is deprecated in /home/kusanagi/hanzaijp/DocumentRoot/wp-content/plugins/feedwordpress/feedwordpress.php on line 2107
  • 火. 9月 17th, 2024

犯罪データベース

明日あなたが被害にあうかもしれない

「『逃走中』のパクリ」と物議の『THE鬼タイジ』が直接対決! 『孤独のグルメ』は手堅い? 民放大みそか特番

 大みそか恒例の国民的音楽特番『NHK紅白歌合戦』。昨年は、トリを含む第2部(午後9時~11時間45分)の世帯平均視聴率が34.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、過去最低を更新したが、それでも同日のゴールデンプライム帯ではダントツのトップを誇っている。一方、民放各局も今年の大みそか放送の特番をめぐってはしのぎを削っており、業界関係者の間ではそのラインナップが話題なのだという。

「フジテレビは、これまで大みそかは7年連続で格闘技イベント『RIZIN』を中継していましたが、今年は『逃走中~大みそかSP お台場大決戦!~』を放送。有名人たちが、“ハンター”に捕まらないように逃走しながら賞金獲得を目指すゲームバラエティで、2004年から不定期放送されている人気特番です」(芸能ライター)

 今回の『逃走中』にはYouTuber・はじめしゃちょーやHIKAKIN、コムドットのやまととゆうた、お笑いコンビのアルコ&ピース・平子祐希、俳優の萩原利久や森崎ウィン、元サッカー日本代表・大久保嘉人、タレント・朝日奈央、元AKB48・板野友美、HKT48・矢吹奈子、元レスリング日本代表・吉田沙保里らが出演。

 一方、「VSハンター」として、新日本プロレスのオカダ・カズチカ、東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆選手、大相撲力士・炎鵬、実業家の“ひろゆき”こと西村博之氏、韓国のガールズグループ・KARAらも登場するという。

「その裏では、TBSが『THE鬼タイジ 大晦日決戦~鬼と氷の女王~』を放送。こちらは、有名人たちが特殊な光線銃で“鬼”と戦い、最後まで生き残れば賞金がもらえるというシューティングサバイバルゲーム番組です。今回はオードリー・春日俊彰やパンサー・尾形貴弘、錦鯉の長谷川雅紀と渡辺隆、ハリセンボン・近藤春菜ら芸人勢のほか、YouTuber・フワちゃん、女優の川島海荷、さらに読売ジャイアンツ・今村信貴、元サッカー日本代表・槙野智章や松井大輔らが出演します」(同)

 ただ、すでにフジの“ご長寿特番”となっている『逃走中』に対し、20年から不定期放送されるようになったTBSの『THE鬼タイジ』は、かねてからネット上で、「『逃走中』のパクリ」と物議を醸してきた。そんな『THE鬼タイジ』は昨年の大みそかにも放送されており、今年はフジが『逃走中』をぶつけるという奇策に出た格好だ。

「ネット上では、『似たような番組が重なってる』『視聴者層がかぶってるよね?』などと困惑が広がっています。両番組とも、子ども人気が高いようで、『うちの子たち、どっちを見るか迷いそう』『片方リアルタイムで、片方録画しかないね』といった書き込みも見られました」(同)

 一方、テレビ朝日は、19年から4年連続でトーク番組『ザワつく!金曜日』のスペシャル版『ザワつく!大晦日』を放送。普段はタレント・長嶋一茂、石原良純、ヴァイオリニスト・高嶋ちさ子のレギュラーバラエティとして放送され、視聴率2ケタ超え連発の人気番組だが、「若年層に好まれる内容とは言い難い」(スポーツ紙記者)という指摘も。

「さらに、今年の『ザワつく!大晦日』には、テレ朝の人気ドラマ『相棒』シリーズのメインキャスト・水谷豊と寺脇康文がゲスト出演。『相棒』も人気ドラマながら、若い世代の視聴率は壊滅的といわれているだけに、局側は大みそか特番のターゲットを高齢者層に絞ったのかもしれません」(同)

『笑ってはいけない』復活ならず、日テレ『笑って年越し』昨年は酷評まみれ

 なお、ネット上には日本テレビ系で20年まで大みそかに放送されていた『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない』シリーズの“復活”を望む声もあるが……。

「日テレは、21年から新たな年越し特番『笑って年越したい!!笑う大晦日』シリーズをスタート。今年は『笑って年越し!世代対決 昭和芸人 vs 平成・令和芸人』というタイトルで、東野幸治、ナインティナイン・岡村隆史と矢部浩之、かまいたち・山内健司と濱家隆一、フットボールアワー・後藤輝基、そして出川哲朗がメインで出演。“昭和芸人”と“平成・令和芸人”がネタバトルを繰り広げるそうです」(テレビプロデューサー)

 だが、昨年の『笑って年越し』についてはネット上で「ノリが古い」「グダグダ進行で見てられない」「あまりにもつまらなくてテレビ消した」などと酷評が飛び交い、「来年は絶対『笑ってはいけない』をやってほしい」との声も多かった。

「しかし今年も『笑ってはいけない』の復活はなく、『笑って年越し』が放送されることになりました。昨年の汚名返上できるのか、注目が集まります」(同)

 そんな中、テレビ東京は、毎年恒例の歌番組『年忘れにっぽんの歌』の後、コアなファンを擁するグルメドキュメンタリードラマ『孤独のグルメ』の大みそかスペシャルを放送する。

「主人公の井之頭五郎(松重豊)が大衆食堂や居酒屋などで1人、食事を楽しむ姿を描く同ドラマは、今年10月期にSeason10を放送。12月31日には朝7時~昼1時半まで過去作を一挙出しして、午後10時からは新作の『孤独のグルメ2022大晦日スペシャル 年忘れ、食の格闘技。カニの使いはあらたいへん。』をオンエアするそうです」(週刊誌記者)

 公式サイトでは、松重が「年末年始の数日間、テレ東はこの番組の再放送ばかり流しています。最も劣化が進んだ井之頭五郎を見られるのはこの大晦日スペシャルだけです」とコメントを寄せているが、「松重の“ぼやき芸”はシリーズ恒例で、ドラマファンを楽しませている」(同)とのこと。

「にぎやかな番組を敬遠する視聴者層に、『孤独のグルメ』は打ってつけでしょう。昨年の大みそかスペシャルは視聴率6.1%、かつ同時間帯では民放2位と健闘しており、今年も手堅い数字を獲得しそうです」(同)

 民放各局から『紅白』同等に盛り上がる大みそか特番は生まれるのだろうか。

By Admin