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日テレ『イッテQ』、いとうあさこの熱湯シーンは「いじめ」? 視聴者の賛否分かれた“過激な演出”

 2022年12月25日に放送された『世界の果てまでイッテQ!』3時間スペシャル(日本テレビ系)にお笑い芸人・いとうあさこが出演。恒例企画「温泉同好会」の特別編として「女芸人一芸合宿 in長野県」がオンエアされた。

 いとうや森三中、おかずクラブといった女性芸人11人は、中米の島国のトリニダード・トバゴ共和国で生まれたという楽器・スティールパンの演奏にチャレンジ。

 「一行はスティールパンを使ったゲームを行い、勝利した5人は温泉地である群馬県・草津で食べ歩きする権利を獲得。負けた6人は草津温泉でお湯の温度を下げる“湯もみ”の体験をすることになりました」(芸能ライター)

 スティールパンの勝負後、女性芸人たちは草津温泉に移動。勝者チームのいとうは食べ歩きをしてから敗者チームに合流し、湯もみでちょうど良い温度になった温泉に入浴することになったが……。

「湯もみをする前のお湯に手を入れたいとうは、一瞬で手を抜き『50度、49度ぐらいいってるんじゃない?』と、その熱さに驚がく。敗者チームの森三中・大島美幸が足を突っ込み、『熱いな!』と言いながら、いとうに足でお湯をかけ、彼女が悶絶するシーンもありました」(同)

 湯もみ後、いとうは全身でお湯に浸かることに。敗者チームの女性芸人たちは、その横で激しい湯もみを開始したものの、いとうはその熱さに耐えきれず、四つん這いの格好で温泉から這い出るはめになった。その姿を見た芸人たちは「ターミネーターだ!」と笑いながらいじっていたが……。

「このシーンについて、ネット上では『めっちゃ笑った』と面白がる声がある一方で、『いじめみたいに見えた』『これが面白いと思うのはまずいでしょ』など疑問の声も多く、賛否が分かれています」(同)

 同番組で、体を張る企画に挑戦することの多いいとうだが、今回のようにネット上で物議を醸す場面も多々あった。

「中でも18年5月放送回は特に問題視されました。『いとうあさこのミステリーツアー』という企画で、いとうは特殊な繊維でできた消臭パンツの効果を試すことになったのですが、スタッフからオナラをするよう要求された上、男性2名にそれを間近で嗅がれるというシーンがあったんです。ネット上では『どうしてこんな下品なことをさせるの?』『あさこに対するパワハラやセクハラにしか見えない』といった批判が噴出していました」(同)

 いとう自身は、こうした過激な企画や演出も了承した上で撮影に挑んでいるのだろうが、ものによってはいじめやパワハラにしか見えない場合もある。今の時代、視聴者にとって何がOKで何がNGなのか、『イッテQ』スタッフはしっかりその線引きを考える必要があるのかもしれない。

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