本当は言いたいのに、言えないネタを持ってる芸能記者さん、集まれ! ジャニーズニュースの摩訶不思議なお話からウソか真かわからないお話まで、記者さんたちを酔わせていろいろ暴露させちゃった☆
A……スポーツ紙記者 アイドルから演歌歌手まで、芸能一筋20年超の芸能記者
B……週刊誌デスク 日中はラジオでタレントの発言をチェック、夜は繁華街に繰り出し情報収集を行う事情通
C……WEBサイト記者 通常ニュースから怪しいBBSまで日参、膨大な資料を作り続ける若手記者
滝沢秀明氏はジャニーズ内部で“タブー”に? タレントも話題にできない空気
A 今回はジャニーズ座談会ということで、よろしくお願いします。2022年は、特に下半期に“事件”が集中してしまった印象です。
B 下半期っていうか、11月の頭に全集中だったでしょ(笑)。
C 11月1日、ジャニーズ事務所副社長およびジャニーズアイランド社長の滝沢秀明氏が、10月末をもって退任と退社を発表。その衝撃が冷めやらないうちに、新世代の同社の看板グループ・King & Princeから平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太が、23年に脱退・退所すると発表されました。
A やはりこの2つが、全芸能ニュースの中でも飛び抜けて衝撃が大きかったですね。
B まず滝沢氏なんだけど、退社時はその理由や今後について何も語らず、その後、即座にTwitterを開設し、最近じゃいわゆる「普通のツイート」をするように。なんだか意外な展開というか……。
A 僕ら新聞界隈でも、「思っていた展開と違う」と話題になっています。というのも、滝沢氏の退社が内々に伝わってきた時点で、彼はその後、どこかのメディアでインタビューを受け、退社の経緯などについて説明をするだろうとみられていたんです。
B 週刊誌の人間が予想していた展開は、まずジャニーズ御用達とされるメディアが滝沢氏を批判する論調の記事を出して、それを受ける形で、本人が何かしらのリアクションを行う……という。タッキーは芸能界隈や実業家だけじゃなく、メディアにもパイプを持っている人だから。
C でも、実際には、どこの取材にも応じていないですよね。
B まあ、もしかしたら、水面下でタッキーの意向を汲んだ記事を出している媒体もあるのかもしれないけど。そういう確証が持てるような報道は今のところないよね。
A 滝沢氏退社はジャニーズ内でも、軽い“タブー”みたいにはなっています。各所属タレントがメディアで滝沢氏の退社について語るのはNG扱いになっているようだし、タレント間で話題にすることさえ許されない、なんとも微妙な空気が漂っているとか。
C 滝沢氏は、現役タレントの連絡をすべて無視しているという話もありますね。
B 退社にあたって、ジャニーズサイドとの間で何かしらの密約を結んだんだろうけど、滝沢氏は今のところは素直に従っているんじゃないかな。
A アイランドの新社長には、20th Centuryの井ノ原快彦が就任しました。内部的にはどう受け止められているんでしょう。
B 井ノ原は、藤島ジュリー景子社長と懇意の仲だから、社長と近しいタレントやスタッフほど、歓迎していると思いうよ。ただ井ノ原は、社長兼任のプレーイングマネジャーってことだけど、やっぱりタレント活動のほうに重きを置くんじゃないかな。
C それって反対勢力というか、ジュリー氏に近くない人間たちからすると、あまりいい展開じゃないように思えます。
B だからずっと「次に辞めるジャニーズは……」みたいな話になるんだよね。暮れには、滝沢氏が猛プッシュしていたジャニーズJr.ユニット「IMPACTors」が、23年中に全員退所するという報道もあったし。
A デビュー組のタレントの退所については、まだ「諸説ある」程度の話しかありませんが、IMPACTorsの全員退所説は、さもありなんって感じ。ちなみに、滝沢氏に近しいジャニーズアイランドのスタッフの離脱はすでにちょいちょい耳にします。滝沢氏の退社で居場所がなくなってしまったスタッフもいるだろうね。
B ジャニーズ本体の関係者も、アイランドのスタッフに関しては、目につく言動があったってこぼしてた。滝沢氏に近いスタッフほど、「自分たちはジャニーズではなくアイランドの人間」という認識が強いらしくて、ジャニーズ本体の関係者にとっては扱いづらかった様子だよ。
C ジャニーズ内部に生じつつあった社長派と滝沢氏派の亀裂は、滝沢氏の退社で一見丸く収まったように見えたけど、その裂け目からこぼれ落ちる人間が出てきたということでしょう。
(後編につづく)