Sexy Zoneメンバーが交代でパーソナリティを務めるラジオ『Sexy ZoneのQrzone』(文化放送)。12月26~29日の放送回には松島聡が登場し、12月31日から1月1日にかけて東京ドームで開催された『ジャニーズカウントダウン2022→2023』(以下『カウコン』)の出演をもってSexy Zoneから卒業し、ジャニーズ事務所を退所したマリウス葉について語った。
2020年12月から体調不良のため一定期間の芸能活動を休止していたマリウスが、『カウコン』の出演をもって事務所を退所し、芸能界を引退すると発表したのは12月27日のこと。ジャニーズサイドの説明によると、マリウスは休業期間中に「国際的に活躍することができる人物を目指したい」という新たな夢と出会い、松島をはじめとするメンバーたちは、「マリウスの健康と活躍を心から願い、新たな挑戦へと送り出す」決断をしたという。
その後、Sexy Zoneはグループの公式インスタグラムアカウントを開設し、マリウスを含む5人旅の様子や思い出の写真をアップしたり、インスタライブを実施。メンバー全員でマリウスを温かく送り出していた。
そんな中、28日のラジオでは松島が12月17日に東京ドームで開催されたグループ初のドーム公演『セクシーゾーン ドームツアー2022 ザ・ハイライト』について言及。デビュー11年目でようやくつかんだドームツアーという夢に、松島は「今回このドームという大きいステージに立てたのは、この11年間、5人で歩んできたからこそだし、その11年間の歩みをみなさんが応援してくれたから。だからみなさんのおかげです」と感謝。そして、オープニングでステージに登場したときのお客さんの歓声とステージから見えるペンライトの輝きの「きれいな景色が忘れられません」と語った。
なお、インスタライブでも明かしていた通り、今回のドームツアーでは公式マスコットキャラクター・セクベアの声をマリウスが担当。さらにマリウスは全ての公演を現地で見ていたという。
松島たちはそんなマリウスの思いを胸に「5人でステージに立った」そうだが、「やっぱりあらためて5人でドームに立ちたいっていう思いがマリ自身もありましたし、僕ら5人で共通の思いとしてあったので、実はドームで無観客の状態でパフォーマンスを収録させてもらったんですよ」と告白。まだ詳細は発表されていないが、マリウス卒業後に「映像で配信でお届けできたらなと思っております」と語り、「ちゃんと5人でドームに立ちました! 立てました!」「何より僕がうれしかったのはマリがほんとに心の底から楽しんでた」と喜んだ。
続けて「僕たちは10周年のときに、スタッフのみなさんにシルバーの5本のマイクを用意してもらってたんですよ」と明かすと、「いつかやっぱりマリにもこのマイクを握って歌ってほしい。このマイクを握ってステージに立ってほしいという思いがあった」と回顧。
無観客収録では「ちゃんと5人であのマイクを握って一つひとつの楽曲を思いを込めて歌えた」と振り返り、「そんな5人のパフォーマンス、来年(2023年)ぜひ楽しみにしていただけたらなと思います」とファンに呼び掛けていた。
この放送にファンからは「マリウスの夢を応援するっていう理由がSexy Zoneらしくて大好き」「マリウスとの5人でのドーム公演も配信されるなんてすごいよ!」「シルバーマイクで歌えて良かった。配信すごく楽しみにしてるよ」などの声が集まっていた。