元雨上がり決死隊の宮迫博之が1月4日、自身のYouTubeチャンネルを更新。動画の序盤、宮迫は「過去に『バイキング』(フジテレビ系)っていう坂上(忍)さんとかと一緒にやらせていただいてたワイドショー番組で、自ら辞めるというお願いをして」と切り出し、かつて出演していた『バイキング』を降板した理由を説明した。
雨上がり決死隊として2014年4月から18年3月まで金曜MCを担当していた宮迫だが、出演中は「不倫であったり、なんであったり、いろいろワイドショーで取り上げるときに、擁護すると炎上する」ことに疑問を持っていたそうで、「本番以外で言ってることと、本番でしゃべってることの、その差がすごく嫌で、もう耐えれなくなって僕は『辞めさせてくれ』って(降板を申し出た)」という。
さらに、世間からのバッシングについて、「炎上しようが、フォローできることがあればすればいいやんか。やったことはあかんかもしれないけど、なんでそんなに攻撃すんの? って僕は思ってたタイプ」と発言。「生放送で、本当の一般の声も同時に聞けるようなワイドショーをやりたい」と語り、意見に偏りのない“一般人参加型のワイドショー”の構想を明かした。
「宮迫は、YouTubeでワイドショー番組を週2~3ペースで生配信したいと考えているようで、制作費の1500万円を調達するために、YouTubeのリアリティ番組『令和の虎』でプレゼンすると予告。宮迫の構想では、配信は一般人が行き交う商店街から行うそうで、実業家の堀江貴文氏ら有識者も出演するとか。ネット上では、『面白そう! 忖度なしのワイドショー見たいです!』『商店街なんかでやったら、通行の邪魔になりそう』などと賛否が飛び交っています」(芸能記者)
一方、前出の動画で、スタッフから「不倫擁護番組を作りたいわけじゃないですよね?」とツッコまれた宮迫は、「俺、不倫はしてないから。1回も認めてないからね。(世間は)勝手に“した”って断定されてますけど。一生認めません! 今も幸せに奥さんと暮らしています!」「“奥さんが許してくれたら、もうええやないか”って言う人もいっぱいいるわけですから。俺はしてないからね。疑惑があっただけ」と主張。
というのも宮迫は、17年8月9日発売の「週刊文春」(文藝春秋)に、都内の高級ホテルで、2人の女性と別々に密会する様子をスクープされており、記者の直撃取材に対し、「(潔白とはいえないが)オフホワイトで」などとコメントしていたのだ。
そして、この報道の2日後に生放送された『バイキング』の冒頭で、宮迫は女性とホテルに宿泊したことや、「気持ちがあったこと」は認めながらも、相手から断られたために「一線は越えていない」と説明。しかし、当時のネット上では「気持ちがあって、ホテルに泊まってたら、それはもう不倫でしょ」「往生際が悪い」などの指摘が相次いだ。
「今回、宮迫が明かした『バイキング』の降板理由に対し、ネット上では『かっこいいこと言ってるけど、結局、不倫で周りにあきれられて居場所がなくなっただけ』『オフホワイトだったから降板したんでしょ?』と疑問の声が続出しています。ただ、実際、宮迫は不倫スキャンダルより前にフジに降板を申し入れており、番組のスタンスに疑問を抱いていたのは事実。ただ、その直後に“オフホワイト騒動”が勃発したため、『スキャンダルで居場所がなくなった』という印象が広まってしまったようです」(同)
『バイキング』降板以来、坂上との確執もうわさされている宮迫。前出の動画では、既存のワイドショーを「すげえ偏ってる」「盛り上がるように(世間の)悪い意見ばかり使ってる」と否定的に語っていたが、自身が思い描くYouTubeでのワイドショーを成功させることはできるだろうか。