• 日. 12月 22nd, 2024

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井ノ原快彦は“ジャニーズのヨゴレ仕事”を買って出た? 「新潮」インタビューに見る、ジュリー氏の代弁者としての姿

 1月1日配信のニュースサイト「デイリー新潮」に、20th Century・井ノ原快彦のインタビューが掲載された。井ノ原は昨秋、ジャニーズアイランド社長を務めた滝沢秀明氏の退任・退社に伴い、その後を継ぐことになったが、今回のインタビューではその経緯や、近頃のジャニーズ事務所の問題について言及。マスコミ関係者の間では「井ノ原は事務所社長・藤島ジュリー景子氏が矢面に立たなくて済むように立ち回るつもりだろう」(スポーツ紙記者)と指摘されているようだ。

 ジャニーズアイランドは、Jr.の育成やプロデュースを担うジャニーズ事務所の子会社。かつてジャニーズアイドルとして活躍した滝沢氏が2018年末をもって芸能界から引退し、19年1月に同社社長に就任した。

「なお、同年7月にジャニーズ創業者のジャニー喜多川氏が亡くなると、姪のジュリー氏が事務所社長に就任。滝沢氏はジャニーズアイランド社長と、ジャニーズ事務所副社長を兼任するようになりました。しかし滝沢氏は昨年10月末、突如ジャニーズを退社。11月1日にそのことが報告され、同時にジャニーズアイランド社長の後任は井ノ原が務めると発表されたのです」(芸能ライター)

 そんな中、同月4日にはKing&Prince(以下、キンプリ)からメンバー3人が脱退し、事務所を退所するという発表もあり、業界内外で「ジャニーズに何が起きているのか」と大騒ぎに。12月26日には、ニュースサイト「文春オンライン」が、Jr.内ユニット・IMPACTorsのメンバー全員退所を報道するなど、混乱が続く中での年越しとなった。

 そんな状況に鑑みてか、ジャニーズ事務所の企業公式サイトは、今年1月1日、藤島ジュリーK.社長名義で「明日の“私たち”へ。一歩ずつ。」と題した文章をアップ。「『私たちが、社会に提供できる価値とは』『私たちが大切にしてきたものは』 その答えを考え抜き、『変えるもの』と『変えないもの』の軸を強く持つこと。それが今、一番必要なことだと感じています」といった年頭所感を公開した。

「このジュリー氏のコメントは同日の『日経新聞』にも全面広告の形で掲載されましたが、それと連動するかのように、同日、井ノ原が『新潮』に登場。今後の抱負を語ったほか、滝沢氏の後任はジュリー氏から打診されたことや、IMPACTorsの退所は事実であることを明かし、さらには脱退・退所するキンプリの3人にエールも送っていました。一部で報じられている“ジュリー氏に対するタレント側の反発”については『聞いたことはない』と答えています」(前出・スポーツ紙記者)

 また、ジャニーズといえば、退所者の活動を阻止するため、テレビ局などに“圧力”をかけるといった疑惑が過去に何度も取り沙汰されているが、井ノ原はあえてそのことに触れて「もうそんな時代じゃない」とアピール。

「こうした話は本来、ジャニーズの現社長であるジュリー氏がすべきことだと思いますが、井ノ原が代弁した格好です。現体制のジャニーズで、最も『ジュリーシンパ』と言われる井ノ原は、彼女寄りの考え方、コメントができる随一の存在。今回のインタビュー内容も、まさに『ジュリー氏が言いたいであろうこと』といった印象でした。事務所がゴタついている中、世間から非難の的になっているジュリー氏の代弁者になるのは、本来、ジャニーズ関係者の誰もが避けたいと思うことでしょう。しかし、今後も井ノ原は彼女のために、そんな“ヨゴレ仕事”を買って出るとみられます」(同)

 ちなみに、滝沢氏も芸能界引退を発表した18年9月に「週刊新潮」(新潮社)のロングインタビューに登場し、ジャニーズに対する思いを語っていた。あれから4年が過ぎ、今回は井ノ原がジャニーズ幹部として同誌のインタビューを受けたわけだが……。

「井ノ原は、ジャニーズアイランドの新社長を引き受けるにあたって、滝沢氏にも連絡したと明かしていますが、そのくだりで『正直、引き継ぎめいたことがなかったのは事実です。彼はほとんど誰とも話さないまま、出ていってしまったので』と話していました。これは、滝沢氏が無責任な辞め方をしたと暗に指摘するような発言となっており、一部マスコミ界隈では『いかにもジュリー氏が喜びそうな一言』とささやかれています。井ノ原はこの先、こうやってジュリー氏の機嫌を取りつつ、彼女の“防波堤”の役割を担っていく気なのかもしれません」(テレビ局関係者)

 井ノ原の動向が所属タレントらに悪影響を及ぼすことがなければそれでもいいだろうが、時にはジュリー氏が矢面に立つ場面もなければ、彼女の求心力はどんどん低下していきそうだ。

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