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門脇麦&田中圭『リバーサルオーケストラ』第1話、視聴者から「似てる」「設定被りすぎ」の声上がったドラマ2作品は?

 門脇麦が主演を務め、田中圭も出演する新連続ドラマ『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ系、以下『リバオケ』)が1月11日に放送を開始。世帯平均視聴率は6.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、ネット上にはネガティブな声が寄せられている。

 同ドラマで門脇が演じるのは、元天才ヴァイオリニストだが現在は表舞台から去り、西さいたま市役所に勤務する谷岡初音。一方で田中は、市長の息子でマエストロ(指揮者)の常葉朝陽という役どころ。第1話では、父親の修介(生瀬勝久)から市の交響楽団・児玉交響楽団の立て直しを依頼された朝陽が、初音に目をつけ、楽団再建に巻き込んでいく様子が描かれた。

「女性音楽家と男性指揮者を中心とした物語ということで、放送前から、ネット上では『のだめカンタービレ』(フジテレビ系、以下『のだめ』)に『似ている』と指摘されていました。2006年に連続ドラマとして放送された『のだめ』は、漫画家・二ノ宮知子氏による同題漫画(講談社)が原作。音楽大学のピアノ科に在籍する野田恵(上野樹里)が、同大学で指揮者を目指す千秋真一(玉木宏)に恋をし、成長していく姿を描いた人気作で、後にスペシャルドラマや映画も制作されました」(芸能ライター)

 一方、『リバオケ』の一度は夢をあきらめたヴァイオリニストと“変人キャラ”の指揮者という組み合わせから、08年の韓国ドラマ『ベートーベン・ウィルス』(後に日本でもテレビ東京やフジテレビなどで放送)を思い出したネットユーザーも多かった様子。『リバオケ』が始まる前から、ネット上には「韓国ドラマのパクりか?」といった書き込みも散見された。

「そして今月11日、ついに第1話が放送されましたが、案の定『やっぱり「のだめ」っぽい』『「のだめ」の二番煎じ感がすごい』『「のだめ」が見たくなってきた』との声が続出。一方、『「のだめ」が良すぎたから、遠く及ばないな』『「のだめ」と一緒にしないでほしい』という意見も。『のだめ』を“名作”認定している視聴者は多く、始まったばかりの『リバオケ』と同じくくりにされたくないと感じている様です」(同)

 また、「韓国ドラマで似たようなやつ見た」「『のだめ』より、韓国ドラマと設定が被りすぎてる」という声も少なくなかった。

「そのほか、キャスティングに物申す視聴者も散見されました。特に田中に対して『クールな感じが、あんまりハマってない』『ニコニコしたキャラのほうが合ってる』という意見が。ただ、『「のだめ」は恋愛要素も大きかったけど、「リバオケ」は大人の再生物語って感じで良いね』と、作品内容を前向きに評価する人もいるので、今の路線を貫いていけば、とりあえず『のだめ』とは差別化できるかもしれません」(同)

 まだ始まったばかりの『リバオケ』。回を重ねるごとに話題を呼び、ヒット作になれるだろうか。

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