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TBS日曜劇場『Get Ready!』妻夫木聡と藤原竜也は「ミスキャスト」なのか? 第2話10.9%で初回超えも……

 妻夫木聡が主演を務める日曜劇場『Get Ready!』(TBS系)の第2話が1月15日に放送され、世帯平均視聴率10.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。初回の10.2%から0.7ポイントアップしたが、ネット上では妻夫木と藤原竜也の配役に「逆では?」と疑問の声が相次いでいる。

 『TRICK』シリーズ(テレビ朝日系)などの堤幸彦氏が演出を手掛ける同作は、法外な治療費と引き換えに患者の命を救う「仮面ドクターズ」と呼ばれる謎の闇医者チームを描いた1話完結の医療ドラマ。昼間はパティシエを務める天才執刀医・波佐間永介(通称・エース)を妻夫木が演じるほか、仮面をつけてオペ患者に接触・交渉する下山田譲(ジョーカー)を藤原、凄腕オペナース・依田沙姫(クイーン)を松下奈緒が演じる。

「手塚治虫の名作『ブラック・ジャック』をオマージュした設定が複数みられる『Get Ready!』。初回は同枠の前クールで放送された山崎賢人主演『アトムの童』の初回8.9%を1.3ポイント上回る世帯平均視聴率を記録。今回の第2話ではさらに0.7ポイント上昇し、日曜劇場らしい注目度の高さがうかがえます」(テレビ誌記者)

※以下、『Get Ready!』第2話のネタバレを含みます

 第2話では、下山田のもとに離婚した元妻・千秋(市川由衣)が訪れ、一人息子を名門小学校に裏口入学させるために2億円を用意してほしいと懇願。その学校は、坊城理事長(柄本明)による裏口寄付金プロジェクトで莫大な金を得ていた。

 そんな中、坊城が肝内胆管がんを患い、複数の臓器に転移がみられることが発覚。早速、ジョーカーがオペを提案し、2億円以上の治療費を要求するも、坊城は「だったら助からなくて結構だ」と一蹴。だが、のちに坊城が金を集めていた理由が発覚し、事態は一変する……という展開だった。

「交渉相手の悪行が発覚し、一度はオペを躊躇するも、実はいい人だった……というパターンは初回と同じ。ネット上では『新しい医療ドラマで面白い!』『第2話で俄然面白くなってきた』と好意的な声がある一方で、『前回と同じような流れだったけど、ずっとこれ?』『悪人か善人かっていうすったもんだを毎回やるのか? 物語がワンパターンだな』と不満の声も目立ち、今後も同じパターンが続けば、視聴者を飽きさせてしまいそうな予感です」(同)

 下山田と謎の占い師・POC(三石琴乃)の不思議なやりとりのほか、下山田が坊城に息子の裏口入学を頼む際に、現金と一緒に生きたウナギを持参する場面など、コミカルなシーンも目立った第2話。

 しかし、ネット上では「妻夫木聡と藤原竜也の配役、逆で見たかったなあ」「見れば見るほど、妻夫木聡と藤原竜也のキャスティングが逆すぎる」と訴える声が相次いでいる。

「妻夫木が演じる波佐間は笑わないクールなキャラクターである一方、藤原演じる下山田は感情が豊かなタイプの人物といえます。しかし世間的に、妻夫木は“泣いたり笑ったり”する人間味ある役柄、藤原は影のあるシリアスな役柄を演じている印象が強い様子。そのため、『Get Ready!』の配役に違和感を覚える視聴者も少なくないようですね」(同)

 イメージと異なる配役は“あえて”なのか、はたまたミスキャストか……。今後、話が進むにつれて“適役”に見えてくるといいが。

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