• Tue. Jan 31st, 2023

堺雅人だけでなく菅野美穂まで非難! 大手事務所から独立した芸能人へのネガティブキャンペーン

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 昨年から、その体調が案じられていた中居正広が“本格復帰”を果たした。見た感じも思ったより元気そうで、よかった! しかし、今週の女性週刊誌などの報道は――。

第633回(1/12〜1/17発売号より)
1位「堺雅人 『菅野美穂と暴走舞台』退社トラブル」(「女性セブン」2月2日号)
2位「篠田麻里子の親族が明かす不倫騒動の『全内幕』」(「週刊女性」1月31日号)
3位「中居正広 「覚悟の再入院へ!」“出演反対”押し切り復帰も…」(「女性自身」1月31日号)
同「中居正広 WBCへの執念とプライド」(「週刊女性」1月31日号)

 やはり出ました! 堺雅人に関するネガティブ情報が。昨年末、突如として所属事務所を辞めた堺雅人。当初のマスコミ報道では“円満退社”などの文字が踊ったが、芸能関係者でそれを鵜呑みにする者はいなかった。

 堺といえば大ヒット作『半沢直樹』シリーズ(TBS系)で一躍ヒットメーカー俳優として躍り出て、いまや日本を代表する俳優の一人。さらに堺の所属事務所は、これまた日本の芸能界に絶大な影響力を持つ大手事務所・田辺エージェンシー。この組み合わせからして、“円満”などという生易しい話ではないことは容易に想像できる。

 そして、当然のように早速出ました! 「女性セブン」には、田辺から独立した堺本人だけでなく、その妻・菅野美穂もセットにした“ネガティブキャンペーン”が掲載されたのだ。

 記事によると、そもそも独立志向のなかった堺。しかし、仕事を巡って事務所と意見の相違が生じたのが、堺を10年来支えてきたマネジャーAさんだったという。マネジャーはその責任をとって退社、堺も自分のやりたい仕事を続けるために、このマネジャーについて独立、と相成ったという。しかも、堺もまた事務所とギクシャクしていたらしい。そのきっかけは、昨年3月に放送され、視聴率惨敗となったドラマ『ダマせない男』(日本テレビ系)だった。

「当初から、前事務所側はドラマの出演に難色を示していたが、堺さんはそれでも『自分たちでやりたい』と押し切った。俳優としてのブランディングも含めて、先々のことまで考えている前事務所側と、どんな仕事も挑戦したいと考える堺さん、そしてAさんの間に隔たりが生じていました」(芸能関係者のコメント)

 このコメントからも“先々のことを考えている”田辺エージェンシーに対し、堺は言うことをきかなかったという批判的ニュアンスを感じるが、さらに記事では「堺は結婚で変わった」として、その矛先が菅野にまで向かうのだ。

 その内容は、2人の子どもができたことにより、堺、そして菅野の仕事のペースが変わったこと、夫婦ともに教育熱心で堺も育児に積極的なこと、また、結婚前は仕事すべてを事務所に委ねていたが結婚後は妻にも相談するようになったことなどが指摘されるが、いずれも素晴らしく当然のことばかりで、非難に値するようなことではないはずだが、大手事務所の意向を受けた記事では、そうはならないらしい。また、子どもたちの保護者を招待する形で無料・非公式の自主舞台を行ったことは、“暴走”だとして糾弾する。

 まあ、そうなるよね。大手事務所から独立した芸能人への通例のネガティブキャンペーン。しかも相手は田辺エージェンシー、というより、そのトップであり芸能界のドン・田邊昭知社長である。SMAP独立問題でもその関与の大きさが話題になり、また所属タレントだった夏目三久と有吉弘行の“結婚前妊娠騒動”でも、その名を馳せた“芸能界のドン”。

 そんな田邊社長だが、今回も堺独立に関し「週刊新潮」(新潮社)の取材に答え、「理由はわかんないよ。マネジメントを自分でやりたいと言うのだから、そういう人を引き留めてもうまくいくわけないじゃない。もう一緒に仕事なんてできないよ」と突き放すようなコメントを出した。こうなれば、大手事務所忖度が大得意な芸能マスコミはやりたい放題である。大きなお墨付きを得たとばかりに、だ。

 いや、記事の内容だけでない。記事に添付された菅野の顔写真、すごく怖い顔。これも印象操作だ。今年も大手事務所と芸能マスコミの不条理なタッグは続くのだろう――。

 昨年8月、「女性セブン」がスクープした元AKB48篠田麻里子と夫との別居・離婚・不倫騒動は、当初からマスコミを巻き込んだ代理戦争の様相を呈している。実業家の夫サイドが妻の不倫を主張、その証拠がマスコミやインフルエンサーにばらまかれる一方、篠田サイドも子どもを合意なく連れ去られたとして監護権を申し立て、しかし、それが認められたにもかかわらず、夫が子どもを返さないと報道される――。

 そして今回、「週刊女性」は篠田の“親族のひとり”とのコンタクトに成功、騒動の内幕を特集記事として報じているのだが、これがなかなか面白い。この親族によると、夫は8,000万円もの法外な慰謝料を求め、金銭の要求を拒むたびに篠田のプライバシーが暴露されること、さらに弁護士の仲介を拒否し、脅迫と感じることもあること、不倫の証拠も捏造されたもので不倫の事実はないことなどを詳細に証言しているのだが、興味深いのは、その内容ばかりではない。記事には7枚もの篠田の写真が掲載されているのだが、そのうちの5枚が、この親族から提供された“篠田の生い立ち&成長”の記録写真だったことだ。

 それら写真のキャプションだが、1枚目は「結婚を祝われた2人。篠田の左にいるのが夫のT氏(親族提供)」として、篠田と夫の結婚祝いの写真が掲載される。そして2枚目は「福岡県糸島市出身の篠田が生まれて間もないころの貴重写真(親族提供)」として篠田の赤ちゃん時代の写真、3枚目は「父と兄と一緒に篠田家のお墓参りに行く4歳の麻理子。こういった行事も欠かさない家族だった(親族提供)」、4枚目「11歳のころの篠田。すでに現在の面影が垣間見える(親族提供)」、5枚目「小学校6年生の篠田。今でも家族仲はとてもいい(親族提供)」となる。

 こうした告発記事で、“幼いころからの記念写真”が掲載されることは、かなり珍しいのではないか。そこにはいくつかの意図が読み取れる。きちんとした温かい家庭で育った篠田なのに、夫にひどい目にあわされてる、というメッセージ。そしてもうひとつが、この告発は本当に篠田に近い親族による“事実”なのだというメッセージだ。

 面白い。

女性週刊誌は楽観していない中居正広の復帰

 冒頭でも記した中居正広の本格復帰。しかし女性週刊誌は楽観していないようだ。「女性自身」によると最近の中居の様子はこうだ。

「中居さんは大きめのコートを着てスタジオに現れたのですが、収録中もそれを脱がなかったのです。やせてしまった体形を隠したかったのだろうと感じました」(ラジオ局関係者のコメント)

 「週刊女性」も、今年3月に開催されるWBC侍ジャパン公認サポーターについて、中居が辞退するのではとしながらも、それを払拭してサポーターを務めることに期待することで記事を締めくくっている。

 頑張れ! 中居くん!