• 月. 12月 23rd, 2024

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汚部屋マンションビフォーアフター! 2,000円以内のパーツ交換で大激変&掃除も楽に

 中古マンション再生! 連載企画「汚部屋 ビフォーアフター」は、筆者の「新しい実家」です。実家じまいを経て、中古マンションへと住み替えました。築30年分の汚れを自力で清掃&補修しています。カビだらけで暗かった部屋が、明るく変わる様子をお届けします。

 写真は、リフォーム後の築30年・中古マンション(以下、新しい実家)です。壁紙とフローリングを替えたので、かなり明るくなりました。ただ、低予算の「部分リフォーム」なので、掃除や補修は自力でカバーします。

 今回は、2,000円以内で解決できる「パーツ交換」を紹介。黄ばみや劣化がひどかったパーツを新品にし、キレイな部屋に大激変させます!

キッチンの排水溝回りを交換

 最初は、ヌメリや臭いが気になるキッチンの排水溝回りです。

【Before】古いゴミ受けで排水溝がヌメヌメ

 30年前のキッチンなので、排水トラップも古い構造。寸胴の深型なので、臭いが出やすい欠点もあり。ゴミ受けが大きくてプラスチック素材なので、お手入れも大変です。

 排水口のゴムふた(1)は、ヌメリが出やすく生ごみを隠してしまうので処分。プラスチック製の深いゴミ受け(2)と防臭ワン(3)を新しく交換します。

【After】劣化した「防臭ワン」は650円で購入

 排水管からの臭いを抑える「防臭ワン Y型」は、ゴシゴシと洗うと傷が増えて劣化しやすくなってしまいます。写真でも、新品との色の差がすごい……。プラスチック類は、ゴシゴシ洗い禁止です。交換費用は約650円でした。

【After】870円の「ゴミ受け」でお手入れ簡単!

 ゴミ受けは、浅型のデザインに変更。交換費用は870円でした。プラスチック製より、ステンレス製、銅製のほうがヌメリがつきにくくなります。もっとお手入れを楽にしたいなら、設備工事「排水トラップまるごと交換」がおすすめ。3万円前後で臭いにくい排水管に変えることが可能!

洗面所の排水栓を交換

 洗面所の排水栓も定期的に掃除をしないとヌメリや臭いの原因に。楽に掃除ができるように交換します。

【Before】髪の毛が絡みやすい排水栓

 髪の毛が絡みやすい、排水栓(ケレップ)を外して、浅型のゴミ受けと交換しました。ケレップに付ける100均のゴミガードやゴミ受けもありますが、あまりおすすめしません。ホームセンターの水道グッズ売り場の専用品が◎。

【After】洗面台のゴミ受けは378円

 SANEI社の「ゴミ受け」378円(税抜)と交換しました。100均のゴミキャッチは軽いので水に浮いてしまいますが、パンチングメタルのスチールは重さがあるので大丈夫。もちろん、ゴミも取りやすくお手入れが簡単です。

 特にSANEI社のパンチングメタルは、「ゴミの取れやすさ」が段違い。なお、網目のデザインによって値段が変わります。

 トイレのタオル掛け、ペーパーホルダーなども自分で交換します。

【Before】トイレには錆びついたタオルハンガーが……

 リフォームでは、トイレは便器と内装だけを交換しました。トイレの小物(トイレットペーパーホルダー、タオル掛け、手すり、棚)は、ネットショップで手配したほうが安く揃えられます。

【After】トイレ小物も2,000円以内で揃う

 例えば、IKEAのトイレットペーパーホルダーなら399円(税込)です。タオル掛けも100均で揃えることができます。今回は、高齢者男性が使用するため、汚れがつきにくいデザインのものを選びました。

【After】便座のゴムとシャワーノズルも新品に

 便座は製造年月日が新しかったので、小物のみ交換しました。シャワーノズルは約1,200円。便座クッションゴムは約560円です。

お風呂のパーツを交換

 お風呂のすべてのパーツを新品に交換すると、150万円以上の見積もりでした。設備としては十分使えるので、クリーニングのみで、小物だけ自分で調達。お風呂のふたは(1,980円)、イス(980円)、洗面器(380円)など、すべて買い換えました。

【Before】ホースまでカビだらけのシャワー

 ご覧の通り、シャワーヘッドは黒カビだらけ。漬け置きしても落ちないので、新しいものに交換します。

【After】シャワーヘッドだけなら980円〜

 ホースまで黒カビだらけなので、すべて交換することに。ホームセンター「コーナン」のセールで、約1,300円でで購入。シャワーヘッドだけなら、980円から買えます。

 黄ばんだスイッチとコンセントのプレート、劣化した換気口も交換します。

【Before】コンセントプレートの落ちない黄ばみ

 リフォームで壁紙を変えると、黄ばんでいるコンセントプレートが目立ちました。漂白剤に漬け込んで、日光浴との化学反応で落とす方法もありますが、100円ほどで購入することも可能。

 ホームセンターには、アドバンスシリーズ、コスモシリーズ、フルカラーの3種類があります。微妙に異なる色や形を選ぶと失敗するので、プレートの裏を確認してから、同じシリーズを選ぶようにすると◎。

【After】壁紙に合うホワイトグレーに

 98円で、築30年の古い雰囲気を払拭できました。壁紙をリフォームする前に揃えれば、職人さんが作業中に付け替えてくれることもあるので相談すると良いです。

【Before】ボロボロに劣化した換気口

 換気口なのに、空気の流れがなかった様子。恐らく大きな家具で塞いでいたのでしょう。ネジの調子も悪いので、サイズを測って新しい換気口に交換します。

【After】500円以下で換気口スッキリ

 新しい換気口「丸型レジスター」、約430円です。最近は、これより見栄えの良い「プッシュ式レジスター」もありますが、お値段は約2倍になります。

 使い古したものと新品を比較すると、黄ばみの強さがよくわかります。築30年のマンションなので、プラスチック製パーツのほとんどが黄ばんでいました。予算が許せば、頑丈で長持ちするステンレス製にグレードアップするのも◎です。

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