関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞の あとはご自由に』(フジテレビ系)。1月17日深夜放送回には、ゲストにお笑い芸人で俳優としても活躍するマキタスポーツが登場。関ジャニ∞メンバーとアドリブドラマに挑戦した。
マキタは、同番組の前身番組『関ジャニ∞クロニクル』(同、2015〜20年)にも出演した過去があり、冒頭では、「僕、関ジャニ∞大好きですから!」と久しぶりの共演に意気込んでいた。そんな彼が主演・脚本・監督を担当したドラマのタイトルは、「結婚式30分前」。演者には、大倉忠義、丸山隆平、安田章大の3人が選ばれ、横山裕と村上信五は別室でモニタリングを担当することに。
物語は、とある結婚式場の控室にて、離婚して3年になる新婦の父・忠義(大倉忠義)と、母・しょう子(安田章大)が娘の結婚式にもかかわらず、ケンカになるところから始まる。その原因は、大倉が「娘の相手である新郎の文句をずっと言っている」こと。ウェディングプランナーのマキタは、その状況に戸惑う。
さらにマキタは、厨房でも困惑していた。専属シェフがいなくなり、2日前に急きょ呼ばれたのは、丸山演じる新人料理人の中国人・チンさん。中華料理が専門で「あんかけ」だけは得意だが、他はからきしダメ。チンさんは苦手ながらも、いびつな形のウェディングケーキを作っていた。
2つの場所で舞台に繰り広げる同時進行ドラマの設定を聞いた村上は、「こっち(ドラマ撮影)行きたかったな。楽しそう」と本音を漏らす。
なお、式場の控室では、マキタから「娘のために太鼓のような楽器・ジャンベを使った“オリジナルウェディングソング”を用意した」というムチャブリをされた安田が、早速ジャンベを叩きながら「ハァアアアア!」と絶叫。
一方、大倉はマキタが用意した“ある物”をタンスと鏡台の間に落としたため取ろうとするも、腕が抜けなくなる演技を披露。すると、そこに丸山が本物の「あんかけ」を持って登場。隙間からあんかけをかけたことで、大倉は「あああああ!! 熱い!!」と叫びながらも、無事に腕は抜けた。
しかし、タンスと鏡台の隙間に落とした“ある物”は取れなかったため、今度はマキタが手を入れてチャレンジすると、大倉と安田は腕が抜けないようマキタの体を押すという“いたずら”を仕掛ける。そして再び丸山がマキタの腕をめがけてあんかけをかけるなど、物語はドタバタの展開へ。
その後、“ある物”とは結婚指輪であることが判明し、大倉は「やり直したほうがいいんちゃうか」と安田に手渡し、夫婦は仲直り。実は、すべて2人の娘が仲の悪い両親を仲直りさせるために仕組んだものだったことがマキタの口から明かされた。
ラストは全員で2人の復縁を祝うことに。娘のためではなく、自分たちのためにジャンベを叩く安田と、「おめでとう!」と歌いながら2人を祝うマキタと丸山の姿を見た横山と村上は「こんなゴールの見えへんオチ初めてやな」「もう暗転やろ」とツッコミ。そうして物語は終幕した。
ドラマの撮影後、番組スタッフに「今回、新たに関ジャニ∞の良い部分って見つかりましたか?」と問われたマキタは、「ないよ! あいつら意地悪だよ」と不満げ。大倉、丸山、安田の自由奔放な芝居に、「関ジャニ∞! おい! やってくれたな!」と声を荒らげつつも、「うれしかったよ」「やっぱり関ジャニおもしれぇな、チクショウ」とも漏らしていた。
この放送にネット上では、「大倉くんと安田さんの『離婚してから初めて会った険悪な夫婦』のやりとりがやけにリアル」「チンさんの行動が全部ツボ」「マキタスポーツさんに大山田の3人が好き放題甘えちゃってる感じが面白可愛かった」「マキタさんが出演してた『クロニクル』でのコントを見てるみたいだったわ(笑)」などのコメントが寄せられていた。