1月16日に放送された『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で、街頭インタビューに登場した男性の“秘密”が視聴者の注目を集めた。
番組序盤には「街行く人の携帯電話を調査した件」という恒例企画をオンエア。番組スタッフが街頭インタビューを行い、スマートフォンの検索履歴や利用しているアプリなどを見せてもらう内容だった。
「インタビューでは、ダイエットをしたい女性が酵素ドリンクやファスティングなどについて調べていたことや、マンションの14階に住む女性が、足場職人が足場を組み立てするのを見て興味を持ち、彼らの年収について調べていたことなどを紹介しました」(同)
また、東京都・秋葉原の男性にもインタビュー。この男性の携帯電話には「REALTY」というライブ配信アプリが入っており、少女の3Dモデルを使って“ユメリミちゃん”という名前で、バーチャルYouTuber、通称Vtuberの活動をしていることが発覚した。男性は、「全世界で配信してんのよ」「趣味が合ってる人に会いたいなと思って」と、活動を始めた理由を告白。最後には突然大笑いし始め、「あー、面白え~!」と発言する一幕もあった。
「この男性の正体について、ネット上では『推せるからTwitterアカウントをフォローした』という声が上がる一方で、『ユメリミちゃんの中の人って、こんな感じだったんだ。衝撃的』『Vtuberが中身見せていいの?』『美少女が本当は男性だったとは』と驚きの声も見られるなど、さまざまな反響を呼びました」(同)
なお、Vtuber活動を行う人の中には、今回のように男性が女性のアバターや3DCGモデルを使ってバーチャル空間で活動するケースも珍しくない。こうした行為は“バーチャル美少女受肉”、略して“バ美肉”と呼ばれている。
「Vtuberの黎明期に人気を集めた“バーチャルYouTuber四天王”のうち、ねこますという人物が、この“バ美肉”のはしりであったと言われています。この人物は狐の耳を持った少女をモデルとしながらも、男性の声のまま動画投稿などを行っており、ファンからは“バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさん”という愛称で親しまれていました」(同)
同番組では、“フェフ姉さん”や、“嫁ニー”など、番組内の企画から名物素人が生まれることが多々あるが、“ユメリミちゃん”もその一員となるのだろうか。