夫が代表取締役を務める投資会社や自宅などが、東京地検特捜部に家宅捜索されたと報じられた国際政治学者・三浦瑠麗氏。1月23日、「文藝春秋」(文藝春秋)電子版の配信番組『三浦瑠麗×宮崎哲弥 炎上上等対談 2023年 岸田首相が語るべき言葉』に司会者として出演し、家宅捜索の件についてコメントした。
三浦氏の夫・三浦清志氏の投資会社「トライベイキャピタル」をめぐっては20日、実際には建設の見込みがないにもかかわらず、都内の会社の代表に兵庫県での太陽光発電所の建設計画を持ちかけ、出資金およそ10億円をだまし取ったとして、告訴されたと複数のメディアが報道。
この報道の同日、三浦氏は自身の公式サイトで家宅捜索を受けたことを認め、「夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ないこと」だとしていた。
「三浦氏は『炎上上等対談』の冒頭でも、夫の会社経営には関与していないとあらためて主張し、『捜査中のことについてコメントするのは控えてほしいと言われているので、コメントを述べることは困難』と説明。そんな三浦氏に、ネット上では『夫の会社のことなのに、本当に知らなかったの?』と疑う声が相次いでいるようです」(芸能記者)
三浦氏といえば、コメンテーターとしてワイドショーなどに出演。昨年9月27日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)では、当日午後から安倍晋三元首相(享年67)の国葬が営まれるとあって喪服姿で登場したが、胸元や腕部分がシースルーになったデザインだったことから、ネット上で「弔意表すなら肌を隠すのがマナー」「承認欲求の強さが表れている」などと批判が続出した。
「三浦氏は、同10月29日に公開されたYouTubeチャンネル『日経テレ東大学』の動画で、安倍晋三元首相銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者についてコメント。同容疑者の家庭が、統一教会への献金で財産を失ったことについて『競馬でスッたって同じ』と発言し、視聴者の間で物議を醸しました。もともと言動が疑問視されがちな三浦氏だけに、夫の金銭トラブルについても冷ややかな反応が少なくない様子。『世間の悪事をバッサリ切ってた人だけに、コメンテーター生命の危機では?』と指摘する声も目立ちます」(同)
女性タレントの経営者夫のトラブルといえば、21年9月9日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、タレント・アンミカの夫で実業家のセオドール・ミラー氏が社長を務める会社について、雇用調整助成金を不正受給した疑いがあると報じたことも。
「これを受けてアンミカは、同13日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で『夫の会社のことなので詳細は把握できていない』としつつ、『あってはならないことですので、疑惑払拭すべくきちんと調査、訂正していただきたいと思ってます』と説明。今回の三浦氏と同じようなコメントですが、やはり、当時ネット上では『他人事のような物言い』と批判が相次ぎました」(同)
アンミカの夫の疑惑は、その後の説明がない状況だが、相変わらず夫婦仲は良好のようだ。アンミカのインスタグラムには、最近も夫との仲むつまじい写真が投稿されている。
アンミカのように、夫のトラブルを半ばうやむやにした例もあるが、三浦氏が今後、どう対応していくのか注視したい。