米名司会者、オプラ・ウィンフリーの誕生日パーティーに、メーガン夫人が不在だったことについて、ネット上でさまざまな臆測が流れている。ロイヤルウェディングに招待され、王室離脱後初の独占インタビューを行ったオプラが、ご近所さんで“親しい友人”だとみられていたメーガン夫人をパーティーに招待しなかったのは、彼女に対して強い不信感を抱き「距離を置きたいからではないか」との見方が有力視されている。
1月29日に69歳になったオプラの誕生日パーティーを主催したのは、友人でコスメブランド「アナスタシア・ビバリーヒルズ」の創設者アナスタシア・ソアレ。ブランドの25周年とオプラの誕生日をダブルで祝う豪華なパーティーを開催した。
アナスタシアがインスタグラムで公開した集合記念写真には、シャロン・ストーン、ジェニファー・ロペス、キム・カーダシアン、ハイディ・クルム、ジェシカ・アルバ、シンディ・クロフォード、リタ・ウィルソンら、豪華セレブが勢ぞろい。オプラ同様、メーガン夫人のロイヤルウェディングに招待されたプリヤンカー・チョープラーも笑顔で写真に写っていた。
長年続いた地上波の冠トーク番組で主婦層から絶大的な支持を受け、アメリカで大統領と同じくらい強い影響力を持つといわれているオプラの“60代最後のバースデーパーティー”だけあって、「すごいメンツ!」だとメディアはこぞって報道。ネット上ではそこにメーガン夫人の姿がないことに注目が集まった。
そのメーガン夫人はオプラを結婚式に招待。オプラはヘンリー王子夫妻が王室離脱後、彼女の豪邸の近くで新生活を始めたことを大喜びし、2020年12月にはインスタグラムで「ご近所さんのメーガン夫人から頂いたクリスマスプレゼント」として夫人が投資している「Clevr」の商品を紹介するなど、親しい関係を築いているとみられていた。
ヘンリー王子夫妻が、王室離脱後初のテレビインタビューの聞き手として選んだのも、もちろんオプラだった。21年3月に米CBSで放送されたこの独占インタビューで夫人は、「王室メンバーから生まれてくる子どもの肌の色を懸念する声があった」と告白。オプラは顔をしかめて「なんですって!?」と聞き返し、英王室は人種差別的だという印象を植え付けた。
しかし、ヘンリー王子は今年に入り、自伝本『スペア』の宣伝で受けた英ITV局のインタビューで、「あのインタビューで人種差別だとは言っていない。メーガンも言っていない」「無意識の偏見はあると言っただけ」と主張。メディアはこぞって「発言が矛盾しているのでは」と報道。SNSは問題のインタビュー動画を添えて大バッシングする投稿であふれた。
現在、ネット上では、この王子の「人種差別はなかった」発言にオプラが強い不信感を抱き、2人と距離を置くことにしたのではという意見が多く上がっている。『スペア』の評判があまりよくなく、アメリカでの好感度が下がり、笑い者になっていることも、夫人との距離を置きたくなった理由に関係しているとみられているようだ。
ジャーナリストは「メ―ガン夫人が欠席した」との見解明かすも……
なお、ミシェル・オバマ元大統領夫人は、前出のオプラのインタビュー後、メディアの取材を受けた際に、「家族以上に大切なものはないから、問題を解決できるよう祈る」とし、メーガン夫人に対して「自分に響く何かをすること」で、多くの人を幸せにしてほしいとアドバイスしていた。ミシェル夫人と親しいオプラの心にもこの言葉は響いたはずで、インタビュー後も王室の不満ばかり口にしているメーガン夫人とは距離を置きたいと思ったのかもしれない。
米『FOXニュース』では、チャールズ国王の伝記本『The King』を執筆したジャーナリスト、クリストファー・アンダーセンによる「義理堅いオプラがメーガン夫人を簡単に切るなんてことはしない」「オプラもメーガン夫人も、チャールズ国王の戴冠式を控えた今は、とてもデリケートな時期なのだと理解している」「ハリウッドスターたちと一緒にオプラを祝う、注目度が高いイベントに出席したら、国王に誤ったメッセージを送ることになる。イギリス国民からも敵対視されているし、今は表舞台に出るべきではないと欠席したのだろう」という見解を紹介。
オプラが夫人を招待しなかったわけではなかったようだと伝えたが、記事のコメント欄は、「どう考えてもオプラに距離を置かれているでしょ」「人を利用するメーガンをセレブたちが嫌っているから呼べなかったんでしょ」と反論意見が多く寄せられ、大炎上している。
なお、オプラの誕生日パーティーには出席せずとも、SNS上で祝福メッセージを送ったセレブもいたが、メーガン夫人はそうしたアクションも起こしていない。王子夫妻が設立した「アーチウェル財団」の公式サイトにもオプラに対する祝福メッセージなどは掲載しておらず、ネット上では「オプラと明らかに距離ができている」と指摘されている。
メーガン夫人は『スペア』が発売される前後から表舞台に現れなくなったが、「彼女も自伝本を書くようだ」「Netflixは彼らのリアリティ番組を制作したがっている」などと、相変わらずタブロイドをにぎわせている。引き続き、今後の動向に注目だ。