桐谷健太と東出昌大がダブル主演を務めた連続ドラマ『ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~』(テレビ朝日系)の続編となる『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』が今年4月にスタートすることが発表され、そのキャスティングが賛否を呼んでいる。
2020年1月期に放送された前作『ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~』は、『HERO』(フジテレビ系)やNHK大河ドラマ『龍馬伝』の福田靖氏によるオリジナル脚本で、元体育教師の所轄署刑事・仲井戸豪太(桐谷)と、地方検察庁の超エリート検事・真島修平(東出昌大)がタッグを組み、横浜を舞台に難事件に立ち向かっていくサスペンスコメディ。
これに続く続編『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』は桐谷の単独主演だといい、主演以外のキャストは後日発表されるそうだ。
「ネット上では、タイトルにある『ケンジ』を一体誰が演じるのかと話題になっていますが、番組資料には『“日本屈指の頭脳”を持つ検事チーム』とあり、今度は1人ではない様子。東出が続投するか否かは不明ですが、昨年9月にニュースサイト『週刊女性PRIME』が、解禁前の続編の情報に加え、東出には続編を制作することすら伝わっていない状況である旨を報じており、かなり早い段階で東出が外されていた可能性が高そうです」(テレビ誌記者)
なお、東出と唐田えりかの不倫をスクープした「週刊文春」(文藝春秋)が発売されたのは、20年1月23日。『ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~』の第2話の放送日であり、撮影真っ只中でもあったため、ロケ先には週刊誌などのマスコミが押し掛けていたようだ。
“主演の降板”という異例の事態となる中、ネット上では「不倫はゲスいけど、主演から外すのは、なんかイジメみたいで嫌だな」「東出くんの演技、結構よかったから出てほしかった」と“東出寄り”の意見が上がる一方で、「まあ、東出を出したらスポンサーが許さないよね」「前作は不倫騒動のせいでドラマに集中できなかったし、共演者も巻き込まれて不憫だったから英断だと思う」と桐谷の単独主演に理解を示す声も見られる。
「不倫騒動以降も、『スパイの妻』(NHK)や『にんげんこわい』(WOWOW)といった単発ドラマにメインキャストとして出演してきた東出ですが、民放ドラマとなると『ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~』を最後にぱったり途絶えている。長らく所属していた芸能事務所・ユマニテを昨年2月でクビになっていますし、当面、民放ドラマに起用されることはないのでは」(同)
“バディもの”だった前作とはかけ離れた内容になりそうな『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』。主演にあたり「さらにパワーアップしたドラマを見せられたら」とコメントしている桐谷も、東出の降板に内心ほっとしているかもしれない。