関ジャニ∞・大倉忠義が企画を手掛けた舞台『アンビリーバボー』で主演を務めている関西ジャニーズJr.内ユニット・AmBitious。東京・グローブ座に続き、2月15~26日まで大阪・サンケイホールブリーゼで公演を行う予定だ。14日放送のラジオ番組『関西ジャニーズJr.のバリバリサウンド』(FM大阪、以下『関バリ』)では、AmBitiousメンバーが“舞台中にメモを取るファン”について言及。ネット上ではファンから「それは言っちゃダメ」とのツッコミが相次ぐ事態となった。
Ambitiousは、2021年10月に大倉のプロデュースによって結成されたグループ。井上一太、浦陸斗、大内リオン、岡佑吏、河下楽、小柴陸、永岡蓮王、真弓孟之、吉川太郎の9人で構成され、彼らにとって今回の『アンビリーバボー』が初めての単独舞台公演。同作の主催・企画製作はジャニーズ事務所傘下の東京グローブ座で、東京公演は同会場で2月1~12日まで上演された。
ネット上では、グローブ座での東京公演をめぐり、“観劇マナー”がファンの間で話題になっている。事の発端は、14日に生放送された『関バリ』でのトーク。この日は河下、真弓、永岡が出演し、番組の途中で「3人がライブなどでファンの方にドキドキ・キュンキュンすることはありますか?」というリスナーからの質問を紹介した際、真弓が同舞台を振り返った。
真弓は「“やってほしい”とか全然そういうことじゃないねんけど」と前置きした上で、「(グローブ座は)距離が近いわけよ、お客さんとの。よくお客さんを見てたわけよ、私」「そしたらさ、ずっと俺らが何かやることにメモ取ってくれたり。なんかそういう、思い出をやっぱり残そうとしてくれてるのを見て、なんか“あぁ~”と思った。しみじみ、キュンキュンした」とコメント。
河下と永岡も「間違いない」「いいよね~。もうホンマにタケのことが好きなんやな」などと同調し、支えてくれているファンに感謝していたが、Twitter上では、リスナーたちがすぐさま「グローブ座はメモ禁止だよ!」などと声を上げた。
「というのも、グローブ座の公式サイトには『ご観劇の皆様へのお願い』というページがあり、注意事項の1つとして『上演中に舞台内容に関するメモを取る行為』は『ご遠慮いただくようお願いしております』と記載されているんです。それだけに、真弓の発言を受けて、一部ファンは『今のグローブ座って、メモはOKなの?』『グローブ座ってメモ禁止じゃなかった!? 今回の舞台はメモしてもよかったのかな?』と困惑していました」(ジャニーズに詳しい記者)
また、あらためて劇場のサイトを確認したファンからは、「グローブ座でメモ取った人がいたの? よくバレずにできたね。タケもそれは言っちゃダメだよ」「ダメなことをやっているのに、演者がそれを見て『キュンキュンした』とか言うのはアカン」「メモ魔にキュンキュンした真弓くんの気持ちが理解できない。自分は舞台を楽しみたいからメモは取らない」と、真弓に対して失望する声が噴出。
前述の通り、グローブ座公演はすでに終了している。とはいえ、劇場側が禁止している行為を演者が容認するような言い方をした点に、ファンはガッカリしてしまったのだろう。
「あくまで、真弓はメモを取ることを勧めたわけではありませんし、そもそも彼らは関西を拠点に活動しているグループですから、グローブ座のルールをきっちりと把握できていなかった可能性は高い。なお、ジャニーズファミリークラブ(ファンクラブ組織)の『コンサート・舞台 応援マナーについての注意とお願い』というページを見ると、応援グッズ(うちわ・ペンライト等)は胸の高さの位置で使用すること、録音や撮影などは禁止していますが、明確に『メモを取る行為はNG』とは書かれていないため、非常にグレーなルールといえるでしょう」(同)
しかし、タレント側では過去にKAT‐TUNメンバーが苦言を呈した例も。14年の全国ツアー『KAT‐TUN LIVE TOUR 2014 come Here』の東京国際フォーラム公演にて、中丸雄一がMC中にメモを取っている前列のファンに向けて、「メモ取るのやめて」と、注意していたとか。「禁止じゃない」としながらも、「文字に起こすとつまらなくなるから」(中丸)「この空間を楽しもうよ」(亀梨和也)と呼びかけていたそうだ。
AmBitiousの舞台は、2月26日に大阪・サンケイホールブリーゼで千秋楽を迎える。ファンは劇場のルールに従いつつ、マナーを守って観劇してほしいものだ。
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