2月12日に放送された国民的演芸番組『笑点』(日本テレビ系)にお笑いコンビ・ミキが出演。漫才の内容がネット上で物議を醸した。
ミキが登場したのは演芸コーナーで、2人は「ストレス解消法」をテーマに漫才を展開した。
「漫才の中では、『NHK紅白歌合戦』を“コーパイうたがっせん”と読んだり、人気アニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』を『線香花火、横から見るか? 下から見るか?』ともじるボケを亜生が披露。これらに対して昴生が『白のこと“パイ”って呼んでんの鶏白湯だけやから!』『打ち上げ花火ね、線香花火、絶対下からあかん! 危ない!』などのツッコミを入れていました」(芸能ライター)
さらにその後、亜生が「この前友達とお酒飲んでね、ドンファン騒ぎ」と、“どんちゃん騒ぎ”を言い間違えるボケを披露した際、昴生は「何年か前ありましたけどね、ドンファン騒ぎ」と、2018年に起こった“紀州のドン・ファン”と呼ばれる男性の死亡事件を絡めながら、ツッコミを入れていた。
「今回ミキが披露した『言い間違いネタ』に対して、ネット上では『ナイツのパクリみたいな漫才』『絶対ナイツを意識してるよね』など、お笑いコンビ・ナイツの漫才と酷似しているとの指摘が出ていました」(同)
一方、そんなナイツも、かつては同じような“疑惑”で話題を集めたことがあった。
「ナイツは、20年1月28日に行われた日本マクドナルドの新メニュー発表会で漫才を披露したのですが、そのネタが19年末の『M-1グランプリ』で優勝したミルクボーイのネタに酷似していたんです。ただ、ボケの塙宣之は同大会で審査員を務めており、『生で見れたんでね』と、ミルクボーイのパクリであるとあっさり白状。ツッコミの土屋伸之から『審査員やった後にパクっちゃ、絶対ダメだよ!』とツッコミを受ける一幕もありました。パクリこそが“ネタ”だったため、これはこれで笑いを誘ったものの、ミキのネタはそのあたりが不透明だけに、視聴者をザワつかせてしまったようです」(同)
ちなみに、『笑点』は新メンバーとして春風亭一之輔が加入したばかりとあって、ここから勢いを付けたい局面。番組としては、今回のミキのようなネガティブな内容で話題になるのは、避けたいところだろう。