タレントの中川翔子が2月16日、自身のTwitterを更新。今後は年齢を公表しないと宣言した。
中川は「拡散希望 中川翔子は年齢非公表にしました」とツイートで発表。続けて「各媒体様、なにとぞよろしくお願いします」とマスコミに呼びかけている。
中川はこれまで年齢を“レベル”、1つ年齢を重ねることを“レベルアップ”と表現。誕生日にあたる昨年5月5日には、レベル37を祝うバースデーライブを都内で行い、MCでも「レベル37、スタミナ3下がった、色気999上がったぞ!」とロールプレイングゲームふうに語っていた。
「昨年9月にデビュー20周年記念ライブを開催した中川ですが、今回の突然の発表に、ネット上では『えー! レベルアップ報告好きだったのに~』と惜しむ声や、『むしろ年齢出したほうが“若く見えてすごい”って褒められそうなのに』といった異論が見られます。加えて、中川の私生活に変化があったのではないかと訝しむファンからは、『近く大きな発表があるのでは?』と推測する声も上がっているんです」(芸能記者)
中川のように、なんらかの理由で年齢非公表を貫く芸能人は少なくない。俳優の吉田羊は、「起用する側に好きに年齢を捉えてほしい」「実年齢にとらわれず、見た目で使ってほしい」などの理由から年齢非公表としていた時期があったという。
「しかし、吉田の年齢が不意に発覚してしまうハプニングが何度か起こり、現在はそこまで徹底していないようです。その一つが、2016年にスクープされたHey!Say!JUMP・中島裕翔との“合鍵愛”報道。当時、これを掲載した『週刊ポスト』(小学館)には、『20歳年下男子と肉食7連泊!』との見出しが躍っていたことから、中島の20歳年上であることが発覚しました」(同)
吉田のように間接的に年齢がバレてしまうケースは多く、X JAPANのYOSHIKIは、かつてプロフィールの年齢欄に「X」と記すなど、オフィシャル的には年齢非公表であった。
だが、幼稚園からの幼なじみである同バンドのボーカル・Toshlが年齢を公にしていることから、「YOSHIKIが年齢非公表の意味はない」(同)という。
また、タレント・フワちゃんはブレーク後、突如メディアに対して“年齢非公開”を要請するように。以前、フワちゃんが登壇したPRイベントでは、集まった報道陣に「年齢についてはご配慮いただくようご本人からお願いがあり、ご配慮いただきますようお願いいたします」とのアナウンスがあり、「なんで?」と困惑する記者もいたようだ。
「魚類学者でタレントのさかなクンも、年齢を明かしていないことで有名。テレビで共演者から年齢をイジられた際には、『成魚』と返して誤魔化しています。ただ、ドランクドラゴン・鈴木拓と中学・高校の同級生だったことを認めているため、実際はバレバレですが……」(同)
人前では滅多にハコフグ型の帽子を取らず、自身を「成魚」と言ってのけるさかなクンは、芸能界きっての戦略家といえそうだ。