元V6の三宅健が、今年5月2日にジャニーズ事務所から退所すると発表された。2月20日、ニュースサイト「文春オンライン」が速報を出しており、ほどなくして公式が認める形に。情報解禁となった翌21日午前0時直後、スポーツ各紙は一斉にネット記事を配信しているが、いずれも「タッキー合流説」について前向きに触れるという異例の展開を見せている。
三宅は昨年10月末、ジャニーズ事務所副社長を務めた滝沢秀明氏がジャニーズを去ってからほどなくして、自らも退所を申し入れたという。公式サイトのメッセージでは「年齢を重ねこれまでの経験を胸に、新しい自分と出会いたいと思うようになり、一からさまざまなことに挑戦していく次のステージへ向かうため、このような決断に至りました」と、今後も芸能活動を続けていくことをほのめかしているが、タイミング的にも自らの進退を決めた背後に、滝沢氏の退所が関連していることは明らかだろう。
「King&Prince・平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の退所発表の時もそうでしたが、滝沢氏退社後にジャニーズを離れるタレントは、必ず同氏との“合流説”がささやかれます。ただ業界内で、平野らの合流は現実味がないと目されている一方、三宅は濃厚とみられている。2人は2016年から18年まで舞台『滝沢歌舞伎』で共演し、18年には『KEN☆Tackey』というユニットを組み、CDもリリースしました。また、三宅は滝沢氏が退所した際、ジャニーズ事務所公式モバイルサイト『Johnny’s web』の個人ブログ『ニコニコ健゜』で、『滝沢、お疲れ様でした』と個人的にメッセージを送っていたんです。このように以前から密接な関係である2人だけに、今後合流する可能性は高いのではないでしょうか」(テレビ局関係者)
さらには、ジャニーズサイドが認めない情報については原則的に報じないスポーツ紙が、一斉に合流説を伝えたという事実もあって、「もはや滝沢氏との合流ありきでの退所のようにも見える」(芸能プロ関係者)と考える人も少なくない。
V6解散後も単独コンサートや写真集発売、バラエティ出演など、ソロ活動を精力的に行ってきた三宅。
「滝沢氏の退社もそうですが、V6時代の“シンメ”だった森田剛が一昨年11月に退所したこともあり、本人としては、ジャニーズ内での自身の居場所を失ったという自覚があったのでは。V6年長組の20th centuryは、現在も活動を続いている一方、三宅・森田・岡田准一のComing Centuryは、実質的に解散状態ですからね。契約更新の時期を待つことなく、主演舞台終了翌日にジャニーズを去ることからは、三宅と事務所サイドの不協和音も感じてしまいます」(芸能プロ関係者)
三宅の退所まで残り2カ月と少し。果たして事務所は、三宅に“ジャニーズアイドル”としての最後の花道を用意するのだろうか。
サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン