ジャニーズJr.「定年制」適用間近まで1カ月！　退所が懸念される人とは？【満22歳該当者一覧表】

　ジャニーズ事務所が2021年に発表した「22歳定年制度」の適用まで残り1カ月となった。これは、ジャニーズJr.の活動において、一定の年齢制限を設けるもので、満22歳到達後の最初の3月31日までに、Jr.としての活動継続について事務所と合意に至らなかったタレントは、同事務所での活動を終了することとなる。 

　今年3月31日から適用され、事務所側は制度の適用開始日に22歳以上のメンバーが所属するグループや一部の個人に関し、「すでにジャニーズJr.としての活動継続について弊社と合意させていただいております」とも明かしていた。 

　この「22歳定年制度」の導入が告知されて以降、退所するJr.が続出しているだけに、Jr.の動向を注視しているファンは多いだろう。

　今回、サイゾーウーマンでは、3月31日時点で満22歳のタレントと、ファンの間で退所が懸念されているタレントに限定してリストアップ。それぞれの退所の可能性を探っていきたい。

満22歳のジャニーズJr.は、全11名！　ファンが退所を懸念するのはあのタレント

【23年3月31日時点で満22歳のタレント】

※黄色は退所が予定されているタレント。なお、少年忍者、Go!Go!kids、Lil かんさい、Aぇ!group、Boys beは該当者なし

　まず、満22歳に該当するタレントは、東西含め、上記の11名。

　HiHi Jetsや美 少年は次期デビュー候補と期待されており、7 MEN 侍も近頃メディア露出が急増していることから、離脱者が出るとは考えにくい。

　また、SpeciaLは、もともと「Jr. SP」という名前で活動していたものの、昨年12月に改名。同10月に退社した滝沢秀明氏の後任であるジャニーズアイランド社長・井ノ原快彦氏がメンバーと話し合い、「名前にJr．が付いていると、いつまでもJr.のままという感じになってしまう」という理由から、この決断に至ったことを明かしている。今後の将来を見据えた上での変更であることがうかがえるだけに、事務所から離れることはないと予想できる。

　一方、関西Jr.内ユニット・AmBitiousは、制度の導入発表後の21年10月に関ジャニ∞・大倉忠義のプロデュースによって誕生したグループ。今年2月に初の単独舞台公演を東京・大阪の2箇所で行うなど、活躍の場を広げている。メンバーの河下楽は該当者に含まれるものの、このタイミングで退所を決断する可能性はかなり低いだろう。

　そんな中で気になるのが、無所属の関西Jr.・奥村颯太だ。Jr.歴は11年目のベテランだが、残念ながらAmBitiousメンバーには選ばれず。昨年5～6月に同じく関西Jr.の福井宏志朗（昨年12月末で退所）と舞台『キャッシュ・オン・デリバリー』でダブル主演し、同7～８月に行われた『ジャニーズWEST 1st DOME TOUR 2022 TO BE KANSAI COLOR -翔べ関西から-』にバックダンサーとして出演したものの、以降はステージに立っていない。そのため、ネット上では「このまま辞めないよね」などと不安がる声が上がっていた。

　 とはいえ、東西ジャニーズJr.が“意外な特技”を披露し、MVPならぬ「MJP」の座をかけて戦う特番『ジャニーズJr.CHAMP』（中京テレビ、2月25日放送）の予選（Amazon Prime Videoにて完全版として配信）では、持ち前の“イケメンボイス”を生かしたパフォーマンスを披露。久々に姿を見れたことで安心したファンも多いことだろう。今後、新たな仕事の告知があることを期待したいところだ。

退所報道のIMPACTorsは、最年少メンバーが該当

　昨年12月に「週刊文春」（文藝春秋）で、「全員での退所の意志を告げた」とスクープされたIMPACTorsは、最年少メンバーの佐藤新と松井奏が22歳に該当。今年1月にはニュースサイト「デイリー新潮」の独占インタビューを受けた井ノ原氏も退所は事実と認めていた。その時期は明かされていないが、5月22～25日まで『Spring Paradise』の東京公演が予定されているため、公演終了後の退所となるものとみられる。

　同グループは、20年10月に佐藤と松井のほか、基俊介、鈴木大河、影山拓哉、横原悠毅、椿泰我の7人で結成された。“名づけ親”である滝沢氏が退社したことや、最年長の横原は26歳で、グループの平均年齢は24歳と、年齢制限を上回っていることから、全員での退所に踏み切ったのだろう。

　なお、該当者がいなかったAぇ!groupは、関西ジャニーズJr.を牽引する存在であり、定年制度導入の発表当時21歳だった福本大晴は、月曜コメンテーターを務める『おはよう朝日です』（ABCテレビ）にて、「僕も活動継続することを合意しているので、22歳到達後もジャニーズ事務所で活動させていただきます」と報告していた。

　そのほか、Lil かんさいやBoys be、少年忍者、Go!Go!kidsはまだまだ若手のため、退所は現実的ではないだろう。

　一方で、22歳には満たないものの、ファンの間で退所が懸念されているのが、無所属の平塚翔馬だ。もともと少年忍者の一員だった彼は、昨年6月にジャニーズJr.公式エンタメサイト「ISLAND TV」に「ご報告」と題した動画をアップ。グループを脱退し、ジャニーズJr.として活動することを発表した。詳しい理由については言及していないものの、同年1月頃にSNS上に女性とのツーショット写真が出回ったため、ネット上では、この流出騒動が一因になったのではないかと臆測するファンもいた。

　それから半年ほど音沙汰がなかった平塚は、今年2月、「ISLAND TV」に「あけましておめでとうございます！」と題した動画を投稿。「今年の目標は、『マジカルバナナ』と言って、『バナナと言ったら平塚翔馬』みたいな、平塚翔馬の年になると、すごくいいと思います」と、独特の表現で抱負を語っていた。しかし、無所属となって以降、表舞台に立っておらず、前述の特番『ジャニーズJr.CHAMP』にも不参加。今後、ファンを安心させるような動きがあるといいのだが……。

満22歳オーバーのユニット無所属タレント4名、Jr.卒業はいつ？

【23年3月31日時点で満22歳以上のユニット無所属のタレント】

　ちなみに、3月31日時点で満22歳以上のJr.のうち、グループに属していないのは、上記4名。いずれも舞台を中心に活動中の面々だ。最年長の松本幸大は20年10月の宇宙Six解散後、ソロで活動中。同じく個人で活動している宇宙Sixの元メンバー・林翔太（33）や原嘉孝（27）は、すでにJr.を卒業しただけに、今後の松本の動向に注目が集まる。

　また、冨岡健翔も、20年1月のMADE解散以降、メンバー3名が退所した中で唯一事務所に残留。定年制度導入にあたり、21年3月には「この事務所でお仕事をいただける限りは全力で続けたい。あとは、『まだまだ頑張って』と言ってくださる方がいる限りは舞台に立ち続けようと思っています」とコメントしていた。2年たった今、心変わりしていないかが気になるところ。

　野澤祐樹や林拓音も、先に挙げた林や原をはじめ、室龍太（33）、高田翔（29）、寺西拓人（28）、今江大地（27）ら、同世代のタレントたちがJr.を卒業し、個人の俳優として活動しているだけに、後に続くのか否か動向を見守りたい。

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