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Snow Man・目黒蓮、新曲「タペストリー」で“振りミス疑惑”! プロダンス講師の見解は?

 2012年5月3日に、岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介の6人で結成され、19年1月に、ラウール、向井康二、目黒蓮の3人が加入したのち、20年1月に「D.D.」で念願のCDデビューを果たしたSnow Man。

 完成度の高いダンスとアクロバットが持ち味で、そのスキルの高さには、ジャニーズファンのみならず、プロダンサーからも称賛の声が集まっている。

 そんな彼らのダンスの魅力はどこにあるのか。今回は、渋谷・新宿・横浜を中心に、ジャニーズアイドルから、K-POP、三浦大知、安室奈美恵らのアーティストのカバーダンスを教えているダンスインストラクター・BRASTONのYumi(上田由美子)先生に、Snow Manのダンスの特徴をご解説いただいた。

★前回の記事はコチラ

Snow Manの振り付けで、プロが衝撃を受けた楽曲2選

――Snow Manのダンスを初めて見たときの印象を教えてください。

Yumi氏(以下、Yumi) 私のレッスンでは、生徒さんからリクエストいただいた曲を扱っており、Snow Manの楽曲に初めて触れたのは、「D.D.」。ジャニーズならではのアクロバットにスタイリッシュさを取り入れた迫力あるダンスに驚きました。最初は「アクロバットチーム」という印象を強く持ちましたね。デビュー以降、生徒さんからSnow Manの楽曲の要望がどんどん増え、私も興味を持ってJr.時代の曲の映像なども見るようになりました。今ではすっかりSnow Manの虜になっています。

 「Grandeur」(21年1月発売の3枚目シングル)は、K-POPアイドルの振付師として有名なチェ・ヨンジュン氏が振り付けを担当したそうですが、ダンスの難易度がグッと上がったからか、「実際に踊ってみたい」と、レッスンを受けに来る人が一気に増えました。曲のテンポが速く、振りの手数が多いので、振りを起こすのに苦労しました(笑)。動きがダイナミックだし、細かい動きもシンクロしていてかっこいい。プロのダンサーも踊ってみたくなる曲だと思います。

――さまざまな楽曲を教えられてきたYumi先生が、一番振り付けで衝撃を受けたのはどの楽曲ですか?

Yumi 「Secret Touch」(21年12月発売の5枚目シングル)ですね。ミディアムバラードの切ない楽曲ですが、綺麗でしなやかかつ、ダイナミックな動きの融合に意外性を感じました。

 また、岩本照くんが振り付けをした「Infighter」(21年9月発売のアルバム『Snow Mania S1』収録)も、発想が面白いですよね。『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)でご本人が話していたのを拝見しましたが、「石を動かしたときの虫の動き」を表現しているそうで、「気持ち悪いけど見ちゃう」というテーマの通り、思わずマネしたくなるようなダンスだと思います。

 「Crazy F-R-E-S-H Beat」(「D.D」カップリング)もそうですが、岩本くんの振り付けは、一見ファニーな動きもかっこよく見える、独特なクセがありますね。

新曲「タペストリー」で“振りミス疑惑”の目黒蓮、プロの見解は……?

――先日、3月15日発売予定の新曲「タペストリー」のMVとダンスプラクティス動画が公式YouTubeで公開されましたが、どのようなご感想を持たれましたか?

Yumi 全体的にしなやかだけど、激しいターンもあり、キレの良さや力強さも表現されています。また、これまでの楽曲よりフォーメーションが複雑になっている印象で、9人ならではの複雑なパターンや魅せ方を取り入れているように思いました。

――なお、一部ファンの間では、MVやSnow Manの公式TikTokに投稿された動画のサビで「目黒が振りを間違えている」との疑惑も浮上しているようです。Yumi先生の見解をお聞かせください。

Yumi 確かにMVの目黒くんは、1番サビ「儚く舞う」の「儚く」の部分(1:13頃)で、顔のまわりを右手でなぞるような振りをスキップして、頭の上に手を持っていっています。2番の「風に揺れて」の「風に」の部分(3:00頃)も同様です。

 その当時の振付の認識違いだと思います。『ミュージックステーション』(テレビ朝日系、2月17日放送)でのパフォーマンスを拝見しましたが、その時は調整されていたように思います。

*なお、後編ではYumi先生にメンバー9人それぞれのダンスの特徴を分析してもらう。

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