中古マンション再生! 連載企画「汚部屋 ビフォーアフター」は、筆者の「新しい実家」です。実家じまいをへて中古マンションへと住み替え、築30年分の汚れを自力で清掃、補修。カビとヤニで汚れた部屋が、明るく変わる様子をお届けします。
写真は、予算150万円のリフォームが終わった直後のリビング。家主の親も、今ではとても丁寧に暮らしています。というわけで、今回は部屋が「散らかりにくい仕組み」の作り方を紹介します!
ソファの周囲にモノがたくさん
写真は、ゴミ屋敷になっていた一軒家の実家の様子です。親は仕事から帰宅すると、いつもソファの周囲にバッグと着替えを置いていました。何十年も繰り返してきた習慣なので、それに合わせた仕組みを用意します。
帰宅後に荷物を置く場所を用意する
皆さんは、家に帰ったら手荷物をどこに置きますか? この家の住人は、寝室より先にリビングへ直行する習慣があります。
帰宅後の行動をまとめました。バッグはもちろん、買ってきた食材や日用品、家に届いた荷物や郵便物の整理もダイニングで完結。洋服の整理にはラックを選びました。
帰宅後の荷物置き場として、アイリスオーヤマの「ワードローブラック」を用意しました。毎日の着替え(家着と外着)とバッグを置く棚です。天窓の結露対策も兼ねているので、一石二鳥。
【ポイント2】スチールラックで「掛けるだけ収納」
スチールラックなら、掛けるだけ収納が簡単。右サイドには、別売りの「メタルラックフック」を付けたので、雨の日の部屋干しができます。さらに「カラビナ」を付けて収納力をアップ。
【ポイント3】深めのバスケットに「投げ入れ収納」も
アイリスオーヤマの「ワードローブラック(MTO-WR55)」にぴったりサイズなのが、イケア「ヨナクセル ワイヤーバスケット」です。コインランドリーにある「ランドリーワゴン」のように、投げ入れるだけで収納完了!
【ポイント4】大きくても「キャスター付き」ならOK!
散らかりにくい家にするのと同時に「掃除がしやすい家」にもしたいので、家具は「キャスター付き」を選びました。重たい除湿機も、余った板材と100均のキャスターを付けた土台に乗せました。
【ポイント5】たためる「スチールラック」が万能
小物置き場は、ニトリ「スチールラック(LT)」がおすすめです。応用が効く万能棚。使わなくなったらコンパクトに使いまわせるので、身軽に暮らしたい人にぴったり。
習慣に合わせた収納がポイントなので、もし小学生の子どもがいるご家庭であれば、玄関からリビングのどこかに「ランドセル置き場」「塾道具置き場」などを用意します。また「郵便物の一時置き場」なども決めておくと、より「散らかりにくい家」になりますよ!