国際政治学者の三浦瑠麗氏が3月9日、総合解説として木曜レギュラーを務める情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)を7週連続で休演。ネット上では「身内なのに取材しないの?」と番組に疑問の声が相次いでいる。
1月20日、三浦氏の夫・清志容疑者の投資会社「トライベイキャピタル」が、太陽光発電への出資を名目に約10億円を騙し取ったとして刑事告訴されたと報じられ、三浦氏は同26日以降同番組の出演を取りやめに。
そして、今月7日に清志容疑者が4億2000万円を横領したとして業務上横領の疑いで逮捕されると、翌8日の『めざまし8』ではこの件を伝えたものの、割いた時間は冒頭の約3分間のみ。司会の谷原章介ら出演者のコメントもなく、ネット上では「身内のスキャンダルに甘い」と批判も飛び交っていた。
さらに、9日の木曜日の放送では、引き続き三浦氏が欠席。出演者からその旨の説明もなく、ネット上では「もはや最初からいなかったかのような扱い」といった指摘や、「一番コネクションがある番組なのに、三浦さんに独占インタビューしないの?」という疑問の声が続出しているようだ。
そんな中、ネット上では、清志容疑者による昨年5月20日のTwitter投稿が蒸し返される事態となっている。
当時、山口県阿武町が誤給付した新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金4630万円を、別の口座に振り替えたとして、田口翔被告が電子計算機使用詐欺罪の疑いで逮捕されたニュースが話題となっており、清志容疑者もこの事件についてツイート。
清志容疑者は、「ここまで分かりやすくクズな感じだと、人権とか、法の支配とかをどのくらい信じているかを試されるよね」と田口被告を厳しく非難し、「社会としてある種の『痩せ我慢』ができないと、そんな奴血祭りにしてまえっていう方がスッキリするし」と続けた。
現在、このツイートが“ブーメラン状態”になっていると話題に。清志容疑者のアカウントには「いいツッコミもらえそうですね」「今日の凄腕ブーメラン投手のインタビュー会場はここですか?」と揶揄するようなリプライが相次いでいるのだ。
清志容疑者の逮捕当日、代表を務めるシンクタンク「山猫総合研究所」の公式サイトで「家族として、夫を支えながら推移を見守りたいと思います」とコメントした三浦氏。再び夫婦仲睦まじい姿を見れる日は来るのだろうか。