元タレント・坂口杏里とその夫でインフルエンサーの進一さんが、夫婦オリジナルブランド「RELIEF」の販売を開始。しかし、前日にはブランドロゴのスペルミスが指摘される珍事が起きていたようだ。
進一さんは3月8日、インスタグラムで「RELIEF」の立ち上げを報告し、通販サイトへ誘導。リンク先には「夫婦のブランド【RELIEF】を立ち上げました!その意味は、【安心】。杏里と進一の名前を合わせた意味合いもございます。ぜひ、安心してご購入頂けたら幸いです◎」(原文ママ、以下同)とブランド名に込めた意味をつづっている。
商品は「RELIEF」の英字がプリントされたフーディとスウェットを展開しており、通販サイトには上下セットの「RELIEFパーカー&スウェットパンツ(裏起毛セット)」(1万7,400円)や、スウェット単品の「RELIEFパンツ(裏起毛)」(9,500円)などが並んでいる。
さらに、進一さんは、自ら商品を着用した写真をインスタグラムに掲載。しかし、なぜか上下ともにスペルが「RELIFE」(“生き返る”の意)となっているのだ。
どうやら、当初はサンプル商品のスペルが間違っていることに気づかなかったようで、写真公開後にファンから指摘が寄せられた様子。
同日、進一さんは「サンプル写真掲載後沢山の方からブランド名のスペルが間違えているというご指摘がございましたが、全て訂正済ですので、その名の通り、'ご安心'してご購入頂けたら幸いです」とインスタグラムで説明し、「#杏進 #安心」のハッシュタグを添えている。
元タレントが手掛けたフーディといえば、ジャニーズ事務所元副社長の滝沢秀明氏も今月、通販サイト「1.050℃」を立ち上げ、オリジナルフーディの販売を開始。1万2,100円という価格に、ネット上では「高い」との指摘も目立ったが、「RELIFE」もこれに匹敵する強気の値段といえそうだ。
坂口夫妻は昨年6月に結婚するも、夫婦間での金銭トラブルが原因で離婚騒動に発展。また2人の結婚に反対している進一さんの姉と坂口がSNS上で暴露バトルを繰り広げるなど、何かといざこざが絶えず、お騒がせ夫婦のイメージが強い。
そのため、「RELIEF」というブランド名に対し、ネット上では「この2人じゃ、全然“安心”できないんだけど」とツッコまれているほか、サンプル商品のスペルミスに関しても「こんなミスに気づかないとか、ブランドに思い入れがあると思えない」という厳しい声が散見される。
ただ、同ブランドの立ち上げには、同夫妻の切実な懐事情が関係しているのかもしれない。
坂口と進一さんは昨秋頃、インスタライブをほぼ毎日行い、「投げ銭投げたいと思ったらPayPay→(編注:進一さんのPayPay ID) 杏里→(編注:坂口のPayPay ID)」という固定コメントを表示。配信中に「投げ銭してくださーい!」と繰り返し視聴者に呼び掛けるなどしていた。
しかし、これがPayPayの規約違反にあたるとの指摘が続出。しばらくはこの指摘を無視し続けていたが、「サイゾーウーマン」が同10月12日にこれを報じると、以降はPayPayによる投げ銭要求をしなくなったのだ。
加えて、もともと都内でバーの店長を務めていた進一さんだが、昨年でバーを閉店し、今年1月から夫婦でインフルエンサーとして活動することを宣言。以降、ファン獲得に勤しんでいるようだが、夫婦のYouTubeチャンネルの再生数を見ると、伸び悩んでいるようだ。
PayPayによる投げ銭要求を終了させ、アパレル通販を開始した坂口夫妻。最近は気温が上がり、関東では最高気温20度を越える日もあるが、この時期に裏起毛素材のスウェットは売れるだろうか。