Sexy Zoneメンバーが交代でパーソナリティを務めるラジオ『Sexy ZoneのQrzone』(文化放送)の3月6~9日の放送回に、菊池風磨が登場。昨年12月31日をもって退所したマリウス葉の脱退が発表される前の11月ぶり出演とあって、3月6日はマリウスのグループ卒業旅行で菊池が涙した理由とマリウスへの思いをあらためて語った。
昨年12月31日~翌1月1日にかけて東京ドームで開催された年越しライブ『ジャニーズカウントダウン2022-2023』(以下、『カウコン』)の出演をもってグループを卒業し、同時にジャニーズ事務所から離れ、芸能界を引退したマリウス。
12月27日にはSexy Zoneの公式インスタグラムが開設され、マリウスを送り出すための“卒業旅行”として5人で長野県を訪れ、道中では全員揃ってライブ配信を実施。また、ファンクラブ会員向けに、卒業旅行の模様を収めた動画も公開されている。
今回のラジオで、旅行中、「泣いちゃって、俺。初めて泣いたんだけど」と明かした菊池。ただ、「『マリウスが卒業します、寂しいね。え〜ん』っていうのも、ないって言ったらもちろん嘘になる」と前置きした上で、「(マリウスが卒業すると決まるまでの)時間が2年あったから。なんかこう、次第に覚悟みたいなのは決まっていた」とも告白。
自分たちなりの“落としどころを”を見つけて「ちゃんと組み立てながら2年歩んできた」ため、マリウスの脱退発表時やカウコン出演時は「結構フラット(な気持ち)だった」そうだ。
そんな中、卒業旅行では、「動画を作ってもらってたの」と、グループにとっての初レギュラー冠番組『Sexy Zone CHANNEL』(フジテレビTWO、2014年2月~15年3月)のスタッフが、当時の映像を使って作成した動画を、Sexy Zoneの楽曲「Congratulations」(14年)にのせて映像を流してくれたと説明。
「(動画の)最後、今まで関わってきてくれたコンサートスタッフとかテレビ局の方もいらっしゃったりしたけど、僕らに手を振るんですよ」と動画の内容を明かし、「それを見たときになんか気が付かされたんですよ。マリウスの卒業だと思ってこの2年いろいろ準備してきて、Sexy Zoneというものに向き合ってきたけど、5人のSexy Zoneからのそれぞれ1人1人、計5人の卒業なんだって気付いたんですよ」とコメント。
そう思った瞬間に、今まで考えてきたものと見え方がガラリと変わり、菊池は「これからも続いていくんだけど、ある種、Sexy Zone、一旦終わってたな」と感じたことを激白し、さらに、「今までの僕たちを知る人にとって、1番ベストのSexy Zoneっていうのが、ここでお開きになるんだと思ったら、なんかすげぇ無性に儚い気持ちになった」と、当時の心境を回顧。その結果、一気に感情が溢れ出して、「ぶったまげるぐらい泣いた」「『あ、俺こんなに泣くんだ』って思うくらい泣いた」という。
そして、あらためて「表舞台に立つ5人のSexy Zoneっていうのは一旦お開きなんだけど、5人の想いを乗せたSexy Zoneっていうのは、これからも続いていく」と語り、「『今が一番いいよね』って言ってもらえるような活動をしていくことが、僕らのできる最大限かつこれから走っていく中での大きなひとつの誠意の見せどころ」だと決意表明。続けて、「Sexy Zone5人をこれからも応援してください。マリウス頑張ってね!」と、マリウスにもエールを送っていたのだった。
この放送に、ネット上では「Sexy Zoneはいろんな人から愛されてるグループだね」「風磨くんのメンバーへの愛とか、私たちセクラバへの愛とかスタッフさんへの愛がほんとにあったかくて優しい言葉で溢れてた。聞けてうれしいありがとう」「涙なくしては聞けなかった」「5人のSexyZoneも大好きだったけど、5人の想いをのせたこれからのSexyZoneも大好きだよ」などの声が集まっていた。
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