5月22日をもってメンバー3人が脱退し、以後は2人組として活動を続けるKing&Prince(以下、キンプリ)。残留する永瀬廉が、11月10日公開の映画『法廷遊戯』で主演を務めることが、3月9日に発表された。
現在放送中の吉高由里子主演『星降る夜に』や、2021年10月期で嵐・相葉雅紀が主演した『和田家の男たち』(ともにテレビ朝日系)の深川栄洋監督がメガホンを取る同映画は、五十嵐律人氏による同名の本格法廷ミステリー小説が原作。
ロースクールに通い、法曹の道を目指す主人公の“セイギ”こと久我清義を演じる永瀬のほか、同じくロースクールの生役である杉咲花、北村匠海の出演も解禁となった。
主演にあたり、永瀬は「法廷に行ったことが無かったので、撮影前に裁判傍聴をさせていただきました。実際の法廷での思わず背筋が伸びる空気感や緊張感を肌で感じ、より『法廷遊戯』の撮影が待ち遠しくなったことを覚えています」などとコメント。
キンプリの公式Twitterでも、「#法廷遊戯 解禁になりました~ 楽しみにしててね! おれも楽しみです~~ 久我清義」と役名で喜びの報告をしている。
ネット上では、「弁護士なんて難しい役、すごいね! 最近、廉くんの演技をたくさん見られてうれしい!」という歓喜の声や、「楽しみだけど、廉の体がいくつあっても足りないくらい出演作が続いてて、倒れないか心配」と体を気遣うファンも見られる。
永瀬といえば、広瀬すず主演の恋愛ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)に主人公の相手役で出演中だが、今月3日にはゲスト声優を務めた『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』が封切られ、プロモーションに奔走していたほか、4月にスタートする福山雅治主演の日曜劇場『ラストマン―全盲の捜査官―』(TBS系)に刑事役で出演するとの一部報道もあったばかり。ゆえに、その多忙ぶりを心配するファンは少なくないようだ。
一方、『法廷遊戯』の情報解禁に伴い、ネット上では5月22日をもってキンプリを脱退し、秋にジャニーズ事務所を退所予定である岸優太のファンがイラ立ちを隠せない様子。
というのも、22年1月、小沢としお氏のマンガを実写化した岸主演映画『Gメン』が東映の配給で同年秋に公開されることが発表されたものの、同8月末に「撮影期間中における複数の関係者の新型コロナウイルス感染による制作スケジュールの調整及び、よりクオリティの高い作品作りのため追加撮影を実施することになった」との理由で、公開時期が“23年夏”に変更されることに。
しかし、現時点で発表されているキャストは岸のみ。公式サイトは存在するものの、少ない文字情報以外は、特報映像はおろか、メインビジュアルや岸の写真も一切なし。プロモーションに欠かせない映画の公式SNSも、現状見当たらない。
『法廷遊戯』より先に公開されるはずの『Gメン』だが、情報が一向に解禁されないことから、ネット上では「『Gメン』の公開って、『法廷遊戯』より前だよね。もう1年以上待ってますが、公開日はいつでしょうか……もうキレそうです」「『法廷遊戯』は公開日まではっきりしてるのに、『Gメン』はいつまでボヤっとさせる気? もしかしてトラブル起きてる?」といった怒りの声のほか、「岸くんがキンプリ辞めるから、なかなか情報が出せないの?」とグループ脱退と関連づけるような書き込みも散見される。
『法廷遊戯』が豪華キャストを発表する一方、『Gメン』は岸を取り巻く演者がわからないまま。岸にとっては記念すべき映画初主演作となるが、無事に封切りを迎えられるだろうか。
サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン