3月15日、村上虹郎が心身の不調を理由に舞台『エヴァンゲリオン・ビヨンド』(5月開幕)を降板し、休養すると、所属事務所・ディケイドが発表。今年に入り、同年代の俳優・神尾楓珠も“無期限休養”が報じられていただけに、ネットユーザーからは「みんな無理しないで休んで」と気遣う声が寄せられている。
「虹郎は、同じく俳優の村上淳と歌手・UAを両親に持つ“二世俳優”ですが、『親の七光り』などの批判はほぼない実力派の若手。近年は映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(21年6月)や『孤狼の血 LEVEL2』(同8月)、Netflixドラマ『今際の国のアリス』シリーズ(20年12月と22年12月に配信)など、数多くの話題作に起用されています」(芸能ライター)
今年も出演映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-/-決戦-』が4月と6月に公開されるほか、5月からは舞台『エヴァンゲリオン・ビヨンド』で蓮見タン役を演じる予定だったが、今月15日、同舞台の降板が発表された。なお、代役は板垣瑞生が務めるという。
「同日、所属事務所の公式サイト上では『心身の不調により舞台関係者の方々と協議させて頂き、降板をさせて頂く事になりました』(原文ママ、以下同)と説明があり、さらに『村上虹郎は、少しの間休養期間を頂き、回復に努めさせていただきます』とも報告。このニュースに、ネットユーザーからは『本当に演技がうまくて、才能豊かな俳優さん。ゆっくり休養してほしい』『すごく心配。今は心身を休めてください』『大好きです。回復を待っています』といった声が寄せられています」(同)
一方、同日配信のニュースサイト「文春オンライン」は、ここ最近の虹郎に「異変」があったという関係者証言を掲載。ほかにも「仕事をドタキャンすることが増えていた」「部屋から出れず、『現場に行けません』ということが何度も続いていた」といった記述がある。
「ネット上では、この報道に対して『“ドタキャン”という言葉は本人を追い詰めてしまいそうだから、使わないでほしい』との苦言や、『これが事実なら、周囲はすぐ病院に連れていってあげてほしかった』『部屋を出られないとか、かなり重症じゃない?』『事務所はこうなるまで気づかなかったのか』など、周囲の対応を疑問視する声も。また、少し前から“休業状態”とうわさされている神尾のことを思い出したネットユーザーも少なくないようです」(同)
神尾については1月16日、「女性自身」(光文社)のウェブ版が“映画降板”や“今後のスケジュールが白紙”となっていることなどを伝えていた。
「その翌日、所属事務所・A-teamが神尾の『無期限休養』を否定したり、同19日発売の『週刊文春』(文藝春秋)は事務所の“内紛”の影響と報じたりもしましたが、ネット上のファンは何より神尾の体調を心配していました。それだけに、『神尾楓珠に続き、村上虹郎も休養か……。どうか無理しないで』『精神をすり減らして潰れるより、休んだほうがずっといい』『みんな無理せず、自分を守るためにも休みたい時は休んでくれ』という書き込みも散見されます」(同)
事務所は「少しの間休養期間を頂き」としているが、虹郎本人が必要とするだけゆっくり休めるよう祈りたい。