嵐・櫻井翔主演の連続ドラマ『大病院占拠』(日本テレビ系)が3月18日、最終回を迎える。櫻井のほか、ジャニーズ事務所の後輩グループ・Sexy Zoneの菊池風磨も出演しているが、マスコミ関係者は「SNS上で“最終回にもジャニーズが出演するのでは”とうわさになっている」(芸能ライター)という。
同ドラマは、主人公の刑事・武蔵三郎(櫻井)が、病院を占拠する武装集団「百鬼夜行」に立ち向かう姿を描いた“ノンストップ籠城サスペンス”。武装集団は“色違いの鬼の面”を装着しており、キャスト陣も非公表のまま放送を開始。SNS上では“誰が演じているのか”と話題になった。
「昨今のドラマ界は、SNSにおける話題性を重視していますから、この演出は打ってつけだったと思います。しかし、惜しいポイントが2つありました。まず、『百鬼夜行』のリーダー・青鬼について、第1話放送前からSNSでは『どう見ても菊池風磨』と、ほぼ断定されてしまったこと。番組公式Twitterで事前に『20代男性』と明かされていましたし、鬼の面で隠れていない“口元”も『風磨くんっぽい』と言われていたんです」(同)
そのほか、ネットユーザーの間では“青鬼の声にかかっているボイスチェンジャーを解除した”という音声も出回り、やはり「風磨くんの声」だと指摘されていた。
「劇中では、第5話終盤まで青鬼役が伏せられていたものの、結局は菊池と判明し、SNS上のファンは『やっぱりね!』『バレバレだったよ~』と反応していました。正直、サプライズ感は一切なく、視聴者を驚かせることには“失敗”したといえるでしょう。そして2つ目の惜しいポイントは、ほかの鬼役に、そこまで知名度のない俳優が起用されていた点。例えば、第4話で桃鬼の正体が浅川梨奈とわかった際、SNS上で『誰?』という声が飛び交ってしまったんです。ほかにも鬼役として、村上淳やベッキー、忍成修吾らが出演していたのですが、いずれも正体が判明した際、そこまで大きな盛り上がりはなかった印象です」(同)
しかし一方で、SNS上では最終回の“サプライズ”にも期待が寄せられている。
「次回予告などから、捜査一課特殊班(SIS)の隊員として、Snow Manメンバーが登場するのではないか……と、SNS上のファンがうわさしているんです。同ドラマの主題歌にSnow Manの楽曲『W』が起用されていることもあり、確かに可能性としては十分あり得る。ただ、これが実現した場合、やはり事前にうわさになってしまったのが惜しい。意表を突いてこそのサプライズですから、最終回に出演しても、視聴者は『やっぱり』という反応になってしまいます」(同)
視聴者から期待されている分、Snow Manが登場しなかった場合はそれこそガッカリされそうだが、『大病院占拠』最終回に、視聴者を盛り上げる仕掛けは用意されているだろうか。