中古マンション再生! 連載企画「汚部屋 ビフォーアフター」は、筆者の「新しい実家」です。ゴミ屋敷だった実家じまいをへて中古マンションへと住み替え、築30年分の汚れを自力で清掃、補修。カビとヤニで汚れた部屋が、明るく変わる様子をお届けします。
片付けで最もハードルが高いのは「書類の整理」。今回は、家の重要書類を「ダイソー」「イケア」「キングジム」のアイテムで管理する方法を紹介します!
お金に関する重要書類は、100均ケース!
片付けが苦手でも、お金に関する書類は管理できている親。とはいえ、大きな茶封筒にまとめる程度で、第三者からは非常にわかりにくい……。そのため、中身を確認しながら100均のビニールケースを使って、種類別にまとめました。
なお、分別するとわかりやすい重要書類は、以下10種です。
【1】不動産に関する書類
【2】保険に関する書類
【3】税金に関する書類
【4】金融に関する書類
【5】医療に関する書類
【6】年金に関する書類
【7】契約や支払い通知の書類
【8】家の設備と取扱説明書
【9】デジタルに関する書類
【10】その他「お金に関する」書類
携帯やパソコンなど「デジタル管理」がある場合は、パスワードの記録紙なども必要です。
2種類保管できる! ダイソー「Wファスナービニールケース」
おすすめしたいのが、ダイソーの「Wファスナービニールケース」です。2重になっているので、大(重要書類)小(通知のハガキなど)で保管可能。
緊急時の「持ち運び」も簡単
重要書類をビニールケースに保管すると、持ち出しも簡単。例えば「不動産に関する書類」は、土地の売却をする際に、不動産会社まで持っていく必要があります。災害など緊急時の持ち出しにも便利。
ポストに入る書類(はがき、封筒)や、お知らせ(学校プリント、地域や住宅の告知)、期限があるもの(割引券やチケット)などは、マグネットが貼れるボードで管理するのが便利です。おすすめは、イケア「スヴェンソース メモボード」1,499円(税込/ライター2023年3月調べ)。
郵便物の整理といえば、整理箱やウォールポケット、ファイルボックスに投げ入れる収納が一般的ですが、郵便物が埋もれてパンパンにあふれがち。壁掛けの「マグネットボード」なら、紙類があふれる前に処理と確認ができます。
100均の「石膏ボード用ピンフック」でもOK!
イケアのボードはネジ止め用ですが、「石膏ボード用ピンフック」でも大丈夫。耐荷重3kg以上なら、100均でも購入可能。ちなみに、写真上のような「白の定番壁紙」なら、ピン穴も簡単に塞げます。
マグネットも「イケア」がおすすめ!
書類をまとめるマグネットなら、イケア「クングスフォルスマグネットクリップ」3個入り 499円(税込/ライター2023年3月調べ)が優秀。フック、クリップ、マグネットとして使える3WAYデザイン。雑貨店などに「そっくり品」がありますが、磁力パワーはイケアのほうが強力です!
設備の取扱説明書は「専用品」が優秀!
マンションのリフォームで住宅設備を新しく買い替えたので、「取扱説明書」や「パーツ」を管理する必要があります。パーツは不動産価値に値するので失くさないよう、一式まとめて保管。大切な資産になるので、「専用品」を選びました。
流石の使いやすさ! キングジムの「スキットマン」
キングジム「スキットマン」は、100均のファイルに比べて、クリアファイルに厚みがあり使いやすくおすすめ。不動産売却時には、このままお渡しできるのも◎。
住宅設備のパーツ、シール、保証書、DVDなどが入る「ミニポケット」が付いているので、細かく簡単に管理できる点も魅力です。
「大パーツ」は100均書類ケース
「スキットマン」に入らない、大きめの住宅設備パーツなどは、ジップロックで分類してから100均の書類ケースにまとめて保管します。
家電や家具などの取扱説明書をすべてを保管していると、かなりかさばります。不動産売買やリサイクルショップで「売り渡さない」ものの説明書は、アプリ「トリセツ」で管理するのがスマート。いつでもすぐに、取扱説明書や購入日DATAを調べることができるので、非常に便利ですよ。
書類の「生前整理」も、すっきり解決!
重要書類をわかりやすく整理したので、親の不在時でもすべてを把握することができます。なお、面と向かっては言い出しにくい「書類の生前整理」もすっきり解決しました!